専業主婦の徒然ぐさ

中学時代からン十年書き溜めた日記と画像を見ながら書いています

友人の結婚、人生は一本道じゃない!

 みなさん、こんばんわ。

 結婚式で経験した恥ずかしい(〃ノωノ)話(私、二十代半ばです)。
 
 ガッコ―時代に同じクラスで仲良くなった友達がいた。その友達から、約4年ぶりに電話があり、結婚式に出てほしいから招待状を送ると。私「うん、絶対行く」と返事。そして当日、「久しぶりにみんなに会える」と、いそいそと出かけていった。

 その時点で、世間知らずで人生経験が少ない私は、以前(その友達)に会っていた時の状態がそのまま4年後も続いてると、思い込んでた。でも、友達はその期間(私と音信不通の四年間)に人生の紆余曲折を経験してるのですがーそれが当たり前、もともと想像力が乏しい私にはそんなこと思いもつかない。

 つまり私、彼女が当時(ガッコ―時代、同じクラスで)付き合っていた彼と結婚するんもんだと、思い込んでしまった。4年という時間は、人生を180度変えてしまうには十分すぎると云うのにー。私がそうだった、自分のことを顧みたら二年間で人生ガラッと変わってしまったのに、私ほんとに学習能力がない。

 招待状には相手(新郎さん)の名前が書いてあったけど、忘れん坊の私がそんなの覚えてるはずもなく、ただ当時(ガッコ―時代)彼女(友達)がつきあっていた彼(新郎さんとは別人)のニックネームだけは覚えてた。だから、招待状に記載されてた新郎さんの名前が、ニックネームの彼だと信じて疑わなかった。

 もう一つややこしいのは、彼女が結婚する相手がやはりガッコ―時代、同じクラスだった男の子で、しかも彼(新郎さん)も私とも顔見知り。

 言い訳になるんだけど、当時の二人(彼女とニックネーム君)すごく仲良かった。みんなのいるところでもすごくイチャイチャしてた。クラスが同じだったので飲み会とか行ったら、彼女が彼に食べさせたり(お鍋です)、酔って彼の膝の上に座ったり、ホッペにチューしたり。しかもこの時点で結婚を前提に付き合ってると公言してたし、お互いの両親にも紹介済みだと彼女から聞いてた。

 あとで聞いたところ、彼女がニックネーム君と付き合ってる頃から新郎君は彼女が大好きだったそうだ。それで、ニックネーム君と彼女が別れると同時に、猛烈にアタック開始。そして、めでたく今回のゴールインとなった訳なのだがー、それにしても、確かにこれは言い辛いよね。よくあることなのかもしれないけど、、、

 私、他の友達と新婦さんの控室に言って「おめでとう」と云った後、ホールでやっぱりクラスメイトだった男の子たちに囲まれてる新郎君にあった(この時点で私、新郎君=ニックネーム君)、当然私たち女の子もクラスメートなのでその輪に加わりました。みんな口々に新郎君をひやかしてました。

 私、スゴイ違和感?あれー、ニックネーム君ってこんな容姿だったっけ?でも、新郎君の顔もなんとなく覚えていたので、ニックネーム君と新郎君は同一人物なんだと。それで私、「ニックネーム君、久しぶり。今日のプレッシャーで少しやせたんじゃない?」と、云ってしまった。一瞬で周りの空気が凍り付いてしまいました。

 でも、私同様に勘違いしてる人がもう一人いた。やはり新婦さんの友人のSさん(この人も同じクラス)が「○○君(新婦さんの元カレの本名)、おめでとう。二人がいつ結婚するか、待ってたけどやっとね。ほんと、だいぶん痩せたんじゃない。今日のために減量したのかな?」と。凍り付いた空気の温度がさらに下がった。

 さらに何か言いだそうとするSさんに、気を利かせた友人の一人が「そうだ。○○(私)とSさん、寄せ書きまだしてないでしょ。もうすぐ締め切りだから、先に書いてくれる」と云って、私とSさんをトイレまで引っ張っていきました。そこで私とSさん愕然。「ああ、新婦さん(友達)の前で間違わなくてよかったー」かろうじてセーフ?

 でも、この間違いこれだけで済まなかった。ご無沙汰して事情がを知らなかった(新郎君=ニックネーム君)友達がまだいて、披露宴のあいさつでも新郎君の名前を呼び間違えた人がいた。ほんと、それほど彼女(新婦さん)とニックネーム君(元カレ)仲良かった。ここには書けないけど、想像してください。

 なんか私、自分が間違えたことよりも、あんなに仲良かった二人が別れてしまったことがショックで(新郎君には悪いけど)、「二次会行くでしょ?」ってきかれたけどー。「ダンナに子供みてもらってるから、ゴメン」と。最初は、二次会に行くつもりだったんだけど、そんな気になれなくて。

 青いと云われれば青かったんだけど。今はこんな話聞いても、驚かないほど免疫できてる。確かに人生は一本道じゃない、いくつも選択肢があってー、みんな仕事や恋愛について、いろいろとチャレンジしてるんだと思うと、私も早まったかなと。
その夜、私があまりにも元気なく帰宅したのでダンナが心配して「どうしたの?」と。

 私愚痴っぽく「ほんと、私ってバカみたい。子供二人も作っちゃって、もうこの道しかないじゃん」とか云ってしまった。ダンナ、どう答えていいかわからずに困ってたけど、結局何も言わず。まあ、たまにはこんなことも考えてた私でした。