専業主婦の徒然ぐさ

中学時代からン十年書き溜めた日記と画像を見ながら書いています

高校時代の妄想の紹介だよ

 みなさん、こんにちは。

 最近、ブログが毎日かけてうれしいです。継続して書いていると日々のアクセス数やPVの数も増えてきてーとっても励みになります。やはりコロナが収まり、子供が毎日大学へ通えるようになったおかげで、コロナ前の生活リズムがもどって、昼間私だけの時間がとれるようになりました。

 

 今度詳しく書こうと思うんだけど、二男は昨年夏(コロナ猛威の中)無事大学院へ受かり、現在は研究所通いです。大学(大学院の授業がある校舎)と研究所がかなりはなれているので、曜日によって授業の日を決めて大学の方へー。こういう場合はWEBでもいいと思うんだけどー

 

 さて、高校生のころ、妄想癖があって(いまでもー)たわいもないことを考えて一人で楽しんでいた私。高校生の頃の日記でその中の一つを見つけたので、紹介。そのころ、よく考えていたのが明智光秀を名探偵に見立てて、安土城内で起きた難解な事件を解決させるというものー

 

 もちろん、かの有名な名探偵 明智小五郎さんから連想した妄想で、もし明智光秀が戦国時代の名探偵ならおもしろいなーっと。確か明智光秀は武芸百般の上に大将の器あり、あらゆる知識や事象に通じており神羅万象を味方につけて大活躍。そのうえ義理堅く、民百姓にやさしかった。

 

 これは名探偵の資質が十分にそなわっているのではとーで妄想がはじまった。簡単に紹介するね。全部書くと「不思議な少女」より、かなりながくなる。

 

 ある日ー明智光秀が出陣の準備をしていると、主君の織田信長からすぐ登城するようにとお達しが、「何事か」とあわてて出向くといつもの大広間ではなく、奥にある信長の私室(書斎)にとおされた。部屋の前の廊下には信長お気に入りの親衛隊が厳重に警備をー で、部屋に入ると

 

 光秀は驚いた。腰元の恰好をした男が一人床の上に倒れて首から血を流し絶命しており、その横で信長がポルトガル製の西洋椅子に腰かけて苦り切った顔をしていた。光秀が死体の横に平伏すると、信長に「はげー、これはいったい、どういうことだー」と頭からどなられた。

 

 光秀は恐れ入ったが、平身低頭言葉巧みにお伺いを立てるとーなんとか事情がわかった。先刻、信長がこの部屋に入ると女化粧をした見知らぬ男の死体がころがっていて、部屋が少し荒らされていたーそして、宣教師のフロイスからもらったお気に入りのクリスタルの置物が飾り棚から消えていた。

 

 光秀さらに恐れ入って、「それは、然るべきものを主として詮索方を設け、城内をくまなく探索して下手人をつきとめるべき、取り合えずお城は一刻も早く封鎖するように」と進言。「城は既に封鎖したが、探索は光秀、お前ひとりでやれ」しかも「このことは他のものに気取られるな。絶対だ」と理不尽な要請

 

 その絶対的口調にー光秀震えながら事情をたずねるとー「これだ!」と言って血が付いた十字架の首飾りを光秀の目の前に差し出した。「これが?」と光秀が訊ねるとー「わしがお濃にあたえたものだ」「濃姫様にー」「そうだ、これがこの男の首にささっていた」光秀が絶句していると、信長がつづけたー

 

 「お前は、お濃のいとこだ・・・」(ちょっとのつもりが長くなっちゃった)。

てな具合で城内で起こった殺人事件の解決をムリヤリ信長に依頼される光秀でありました。これから妄想はどんどん続いて一つのお話になるんだけどーそれはまた機会があればのせるね。

                            それじゃ、またね。