専業主婦の徒然ぐさ

中学時代からン十年書き溜めた日記と画像を見ながら書いています

長男の趣味? 五百円玉貯金

 みなさん、こんにちは。
 お盆休みが終わりましたね。うちはダンナが会社勤めでないので少しずらして
明日からダンナの田舎へ帰ろうかなぁと、考えています。うちの長男や長女も、それぞれ一日だけうちに帰ってきました。

 さて、長男が寮暮らしを始めたころ、子供たちをつれて1~2ケ月に一度様子を見に行ってました。持病のこともあるので毎日薬飲んでるのか、チェックもかねてー。

 男一人なので部屋の中は殺風景なもんです。弟たちが来ると長男、いつも「お小遣いあげようかー」と、かっこつけて云ってました。そして大きなカンカンを持ち出してきます。この中に長男ご自慢の五百円玉貯金が入っています。働き出してら、お釣りでもらった五百円玉を貯め始めてー、今では十数万円溜まっているようです(当時で6~7万円くらい溜まってた)。

 長男、でっかいカンカンの蓋を開けて、五百円玉を二枚取り出すのですが、(弟たちに)くれたためしがありません。思うにー、五百円玉がいっぱい入っているカンカンを弟たちに見せて、驚かしたいだけだったのかもしれません。そんな子供っぽいところが長男にはあります。

 でも弟たち、お金に全く興味がないので全然驚きません。私は、その間、洗濯したり、掃除機かけたり。長男一応掃除機持ってましたが(前は、フィルター式だった)、たまにしかかけないので機械の中で雑菌が発生して、掃除機のスイッチ入れると、すえて臭い排気が出てきます。体に悪そう、、、

 他お部屋の片付けをして、大体2~3時間で帰ってくるのですが、帰りの電車の中で子供らに「お兄ちゃんから、お小遣いもらった?」って訊いたら、いつも「もらってないよ」。何回かそれが続いたので、ある時「お小遣い、あげる気ないのなら、『あげようかー』なんて、もう言わないで」と、文句言いました。「弟たちからの信用なくなるよー」と。

 長男、カンカンに詰まった五百円玉を弟たちに見せたり、それを一枚一枚数えるのが楽しみだったようで、たとえ一枚でも減らしたくなかったはず。そんな長男の姿(夜、ニタニタしながら五百円玉を一枚、一枚数える)を想像すると、若者らしくないなあ(私個人の感想です)と、思ったので、「そんなカンカンに入れておいても、利子がつかないし、勿体ないから銀行の定期にでも預けたら?」とアドバイスしました。

 そしたら長男、「そんなことないよ。このカンカンに入れて置いたら、時々、何枚か増えているよ」と。私「それは、あなたの数え間違いでしょう、それか 入れたの忘れているとか」と云うと。長男「そんなことないよ。毎晩数えてるからー」と。『ほんとうに、やっているのか~い』。よほどこの五百円玉貯金だけは手元に置いときたいのでしょうね。長男のこだわりでした。