専業主婦の徒然ぐさ

中学時代からン十年書き溜めた日記と画像を見ながら書いています

謎のプール当番、監視員の本来の目的って?

 みなさん、こんばんわ。今日は遅れてしまいました。

 長男が小学校低学年の頃です。

 夏休みになると、小学校(地方自治体?)がプールをその校区の小学生に開放していました。
 
 校区がいつくかの地区に分かれており、各地区毎に一時間交替でプールを利用していました。そして、その地区の保護者がプールの監視員兼引率者として子供たちに同行していました。

 引率(監視)する保護者はからず児童の両親のどちらかでなければならないという規則でした。この規則はその校区のPTA(?)規約に記されていたと思います。地区ごとの担当役員が、親の都合を聞き、調整してプール当番を決めていました。

 その年、私のプール当番日と、高校のクラス会が重なってしまいました。勿論私のうっかりでミスです。当日の朝、当番表をみて気づき、あわてて交替の人(同じ地区の保護者さん)をさがしましたが、皆さん予定があり交替は無理とのこと。

 たまたま、ダンナの両親が遊びに来ており、義母が交替を申し出てくれました。
義母といっても当時まだ40代(後半ですけど)でバリバリのOL(ダンナは義母の若い時の子供です)。すごくテキパキとして私より頼りになるんです。童顔なので10歳位若く見られてました。

 義母が長男とプールへ行き、義父が長女と遊び、私がクラス会に行く段取りにしました。もともと、実家に長男と長女を預けて、クラス会に行く予定でした。長男はプールに行けることになったので喜んでいました。

 その日、子供たちを引率するリーダーさんにその旨伝えると、「それはダメです」と言われました。理由は上記の規約で、もし何かあった場合、おばあさんだと間に合わない。一応、義母の年齢をつたえましたが、でもあなたの方が若いでしょ、と。(そりゃ、そうだけどね。)

 電話の内容を伝えて「ダメみたいです。」と言ったら、義父が「そういう理由なら、私が行こうか」と言ってくれました。義父、高校時代、軟式野球部の正捕手で県下五本の指に入ると言われた強肩。プラス遠泳の選手もやってた。年も義母と同い年(40代後半)。しかも、実際に海でおぼれた人を助けたことがある。それだけじゃあない。数年前、空き巣(20代)を10kM追いかけた末、捕まえて警察に引き渡したという猛者。二枚の感謝状が、ダンナ実家の座敷に飾ってある。

 私、もう一度リーダーさんに電話してそのこと伝えたら、私では判断できないので
地区の役員さんにきいてくれと。で、役員さんに電話して同じように説明、お願いしたところ、「それはダメですよ」と。理由は、一つ例外を認めてしまうと、他から同じ申請があったら、それも認めざるを得なくなってしまう。現在、離婚とかで一方の保護者さんしかいない場合でも、必ず調整してプール当番に出てきてもらっている
(幸い、父・母の両方が不在という家庭はなかった。)。お宅だけ、例外を認めるわけにはいかないと。

 義父「頭が固いなあ」と、笑ってました。私泣く泣くクラス会の幹事さんに連絡して「遅れます。」と、伝えて、長男つれてプール当番に行きました。

 この件は未だに釈然としません。プール監視員の本来の目的って子供たちの安全を守ることですよね。もし何かあっても、速やかに救助(行動)して事なきを得る。義父は救助の経験もあり監視員に最適の人物だと思います。実際に40代の保護者さんだっていましたし、若いからと言ってうまく救助ができるとは限らない。

 夜、ダンナにそのこと話したら、「ママ(私)が正しいよ」と。で「役員さんと話しみようか?」と言ってくれました。ダンナ独学で討論術(ディベート?でしたっけ)勉強してスゴイ弁がたつんです。私「それはやめといて。」と、断りました。
この地区では私が一番年少者だし、ダンナがでていったら他のお母さん方から、なんていわれるか!

 ダンナ出さなくて正解でした。そのあと直ぐ「プール当番を義両親に押しつけ、自分(私)は遊びに行こうとしていた。」と、いう噂がその地区に広がりました。
で、「若い母親は困るなあ。」と。なんなんでしょうね。

 最近はお金を払ってプロの監視員を雇っているところもあると聞きます。当時、救助訓練もやったことのない保護者を監視員にする意味はあったのでしょうか?