専業主婦の徒然ぐさ

中学時代からン十年書き溜めた日記と画像を見ながら書いています

便利屋さんのお話(1)

みなさん、こんにちは。

 以前、父が入院してた時、お見舞いに来てくれたいとこのお兄さんから聞いた話です。その時、一緒にこられた(義理)伯母さん(父の長兄の奥さん=お兄さんのお母さん)のお相手を私と母がしてたので、この話はダンナが直接お兄さんから聞きました。実際にはもう一つのお話の方を記事にしたかったのですが・・・

 

 その時のことは、以前の記事「いとこのおにいさん」を参照ください。私が面白いと思ったのはお兄さんのあるHな体験話だったのですが、ダンナが「内容的にマズイだろう」というので、ほとぼりが冷めるのを待っています。ーで、今回の話は少し気味がわるい(霊的?)ので、例によって苦手な方はスルーでお願いします。

 

 お兄さんはW大の法学部をでて、地方都市で弁護士さんをしています。その都市での出来事。どうして知り合ったのかわかりませんがお兄さん、とある便利屋さん(男性ー個人営業)とお付き合いがあるそうです。お兄さんがその便利屋さんからおうかがいした話お兄さんはその便利屋さんを「師範代」と呼んでるそうです(理由不明)。

 

 ここからは「師範代」さんがお兄さんに話した内容 です。

 

 便利屋なので本当にいろいろな依頼がある、時には「お祓い」みたいなこともやらされる。これはその中のひとつ、市内のとあるマンションに住んでいる男性からの依頼。その男性、マンションにあるエレベーターの怪異に悩まされてた。彼は仕事柄、帰宅が深夜になることが多いので大概エレベーターも一人で利用。

 

 怪異は、そんなシチュエーション(深夜、エレベーターを独りで利用)でよく起きた。エレベーターに乗り込むとー誰もいないのに耳元で「〇階を(パネルのボタン)押してください」という声がきこえる。目的階でドアが開いておりようとすると、だれかが先にエレベーターから降りる気配がする(気配が鼻先をかすめる?)

 

 他にも、エレベーターにのると急に両肩がおもくなったり、ぽんと肩をたたかれたりする。目的階に上る途中、ボタンを押していない階でエレベーターが止まる、誰か乗ってくるのかと思ったら誰もいない(💦恐怖)ーで「閉」ボタンを連打していると人が乗ってくる気配がする。その他には、押してもいない階のボタンがいきなり点灯したりー

 

 最初は疲れているせいかなとおもったけどーあまりにも現象が続くので気味悪くなりーマンションについたら部屋にいる奥さんに連絡して、一階まで降りてきてもらい一緒にエレベーターにのるようにしてた。おくさんも「なんか気味悪いね」とはいうもののあまり気にしていない(奥さん自身は怪異現象に遭遇したことがない)。

 

 そこで「師範代」さんの登場―きっかけは、奥さんが妊娠して里帰り出産することに。奥さん不在の数か月、夜中とても一人でエレベーターに乗る気はしない。なんとかしてくれーという切実な理由。彼(依頼者の男性)と師範代は夜の11時半、マンションの前で待ち合わせして、二人で問題のエレベーターにのった。

 

                             つづきます。