専業主婦の徒然ぐさ

中学時代からン十年書き溜めた日記と画像を見ながら書いています

不思議な少女(4)

  みなさん、こんばんは。 

 

 気持ちがわるいお話なので、例によって苦手な方はスルーを。(あらすじ) 妹が住んでいるマンションでは、建物完成以来~定期的に飛び降り事故が発生してた。そこで、自治会長さんの友人ーお寺の住職さんに来ていただき、マンションの最上階の通路で厄払いを兼ねて、ありがたいお経をあげていただくことにー、


 ―で、自治会のメンバーで当日手が空いている人は(住職さんの接待をかねて)お経に参加するようにと通達があった。ちょうどその年、妹は役員さんにあたっていたので(しかも、当日は休み)、何とか逃れようと画策。 とりあえず、自治会のミーティングでそのことについて会長さんから全員に簡単に説明があった。


 おどろいたことに、屋上で「雪ん子」らしい姿をみたというのは、9月に飛び降り未遂を起こした会社員が初めてではなかった。それまでにも、近所に住んでいる人たちやたまたま建物の近くをとおりかかった人たちから、マンションの自治会や理事会に目撃情報が寄せ居られていた。

 

 姿におどろいて、目を凝らしてみようとすると、いなくなっている・・・とのこと。

 

 目撃者の年齢はまちまちで、いろいろな職業の人たちがいたけれどー中には近くの中学校の先生もいたー、目撃する時刻は決まって夕方の逢魔が時。やはり「雪ん子」屋上にたって線路を方を眺めているという姿。その姿は線路側(正面)からだけでなく 建物の側面とか線路の反対側(かなり遠く(四方八方)からも見えていたらしいー

 

 通常マンションの屋上は特別な作業の時以外は出入りできなくなっており、とても、住民や一般の人(雪ん子)が最上階に登れる状態ではなかったー。こればかりは警察に頼めないし、建物の構造(オートロック方式)を変えることもできない、かといって何もしないわけにもいかないので、会長さんのお友達に「お経」をお願いすることに。

 

 まあ、それまでも知らない人を高層階の通路でみかけたら声掛けするようにというお達しはあったけどー、それだけではおさまりそうにない? 実際、雪ん子と落下(飛び降り)事故が関係しているのかはっきりとわからないけど、今回(9月)の会社員の話ではどうやら雪ん子に原因がありそうにも思える? 
 

 もともと自治会長さん子供のころから隣町の一軒家住んでいたが、子供たちが独立したので、家を売ってこのマンションに移ってきたそう。で、住職さんは隣町にいた時の小、中学校の同窓生。定期的に連絡を取り合ってたので、今回のことを含めてこれまでのこと(目撃情報)を相談してたら、「じゃあ、やってみようか」と。

 

 もう一つおどろいたことは、―会長さんの紹介を聞いてわかったのだが、どうやらその住職さん、妹が臨時講師をしている小学校の※住職先生のお父さんらしいと。名前と住所から「う~ん、多分間違いなさそうだ」。 まさか、自分(妹)がこのマンションの自治会のメンバーなんてことは住職先生にばれないとおもうけど・・・・

 

 「あっ、なんか当日休みづらくなったなぁ」とおもう妹でした・・・
(これは、私の感想・脚色です)
※住職先生とそのお父さんのことは「ふじぎな女の子」の記事を参照ください                                     

                               

                                 続きます