専業主婦の徒然ぐさ

中学時代からン十年書き溜めた日記と画像を見ながら書いています

真夜中に見たもの?(1)

 みなさん、こんにちは

 あまり気持ちのいい話ではないので、霊とかが苦手な方はスルーしてください。

・・・あまり大したことないかもネ、でも念ため。

 

 私がガッコー時代(途中でいかなくなった~💦)の友人D君(男性)から聴いた話です。なんでそうなったのか覚えていないけど、みんなで怖い話をしようということになって、一人ずつ順番に話すことになった、人から聞いた話だと信憑性がないので自分自身が体験したはなしに限るという前提。

 

 私は(以前も書いたけどー)夜中に廊下で、はだしでナメクジを踏んだ話と(やはり夜中)いきなりゴッキー君に顔にとびつかれた話をしました。女の子たちはきゃーきゃーいって怖がってくれました。でも当時、一番怖かったのは家の母なんだけど(ホントーにトラウマだよ)さすがにそれはチョット話せないよね~

 

 で、D君の話。彼が小学生のころ(真冬です)、夜中にふと目を覚ましたー彼は自分の部屋で一人で寝ていました。目覚めてうすぼんやりした意識のなかでなにかいつもとちがう違和感を感じました。部屋の豆電球はついていて視線の届く範囲はいつもと変わりはなかった(布団から顔だけ出して、上向きにねていた)。

 

 D君は目を閉じて寝ようとおもったけど、いつもとちがう雰囲気のせいなのかなかなか眠りにつくことができず、逆にー意識が徐々に覚醒してきた。その時D君は、自分の足元の方にいつもと違うなにかを感じた。つまり、足元のほうに重みを感じたそうです。重しが布団の裾の上に乗せられているようなー

 

 布団の中の足(膝から下)が(裾の方に乗せられた重みの為に)、動かしにくくなっていた。D君「なんだろう」と思って半身起き上がって、布団の裾をみたらー右側の裾の上に鬼が一人うずくまって、顔だけD君の方に向けて恐ろしい形相でD君をにらんでいたそうです。D君「うわーっ」と叫んで布団にもぐりこんでー

 

 「お父さん、お母さん」と叫ぼうとしたけど怖さと驚きで声がでなかったー部屋から逃げ出したくても、ドアがちょうど鬼がうずくまっている後方にあったので

飛び起きて鬼の横を駆け抜けていく勇気がでなかったそう。そのあと、布団の中でブルブル震えていて、しばらくしてようやく声が出せるようになったのでー

 

 布団を中から大声で「お父さ~ん、お母さん、助けてー」と叫び続けた。すぐに

お父さんが「何事だ」とやってきたので、しがみつくなり「部屋に鬼がいるー」と涙ながらに訴えたけどー、そんなものはいるわけもなく、「夢をみて、ねぼけたんだなぁ」と苦笑されたそう。でもそのまま部屋で寝る気はしないのでー

 

 それから2週間くらいは、両親と一緒に寝ていたとのこと。「でも、鬼がいたのは絶対間違いない。今でもはっきりと覚えている」と、D君。後にも先にも鬼をみたのは一度だけ、「こわかったなぁ」としみじみと懐述してた。これだけなんだけど、実際にはこの後のO君の話の方が不気味で怖かった。

 

 でも、O君の話はどんなだったか覚えていません。なぜD君の話が私の印象に残ったのかというと、実は・・・私も同じような経験をしたことがあるからなのです。

少し長くなったので、その話は次回に書きますね。

                           つづきます。