専業主婦の徒然ぐさ

中学時代からン十年書き溜めた日記と画像を見ながら書いています

いとこのおねえさん

 みなさん、こんにちは。コロナ、収まる気配がないですね。もうすぐ新学期だけど大丈夫かしら(学生らの移動が増える)と、心配に。私はずっーと巣ごもり生活だからあんまり気にしてないけど、スーパーも更に感染防止に力を入れているよう。私にできることを地道にやろうと思ってます。外から帰ったら手洗いうがい(ポビドンヨード)。

 

 かなり前の話なんだけど、年末年始の休暇でダンナの実家に帰った時。ダンナのいとこのお姉さんに会った。そこでの話、不思議な話なので例によって苦手な方はスルーしてください。お姉さん、義母の姉の娘さんです。ただ、仕事の関係で(お姉さんのお父さんが造園業、ダンナのお祖父さんが大工さん)一家で知り合いなんです。

 

 お姉さん、独身時代はときどき遊びに来てたけど(義妹と仲良し)、結婚してからはほとんどダンナん家に来たことがない。前の年、お姉さんのお子さん(小学生)がけがで入院して、その時のお見舞いのお礼にやってきた。なんでも、高いところから落ちて

しばらく意識不明になってたらしい。クリティカルな状況なので、私びっくり。

 

 救急車で運ばれて、2,3日後にお子さんの意識が戻った。その後、検査やなんかで一週間ほどしてから無事退院、事なきを得たんだけど。お子さんが目を覚ましてから

「僕、夢をみてた」という。お姉さん(お子さんにとってはお母さん)が「どんな夢?」ときいたら、夢の中で”○○(地名)のオジサン”が出てきたとー

 

 ”○○のオジサン”という言い方は、お姉さんがダンナのお祖父さんを呼ぶときの云い方で、その子は生まれてからダンナのお祖父さんに会ったことがない。そういうと、お子さん「でも、”〇〇のオジサン”だと思う」と。何やら訳がわからない。もともと”○○のオジサン”という呼び方すら知らないはず。「ーだから、夢の中でおしえてくれた」

 

 その子が意識を失っている時(夢の中)、狭くてくらいトンネルのようなところを前へ前へと歩いていたらしい。前方はるか彼方にわずかに明かりのようなものが見えていて、どうやらそれを目指して歩いているようだ。少しずつ前方の明かりが眩しく大きくなってきて来た時、「そっちへ行ったらダメだよ」と後ろから声をかけられた。

 

 振り向くと、誰かが立っていた(暗くてよくわからない)。「だれー?」と聞いたら、「”○○のオジサン”だよ」って。「そっちへ行くとよくないから、こっちへ向かって歩きなさい」と教えてくれた。それで、元来た道をオジサンと一緒に歩き始めた。

オジサンはいつの間にかいなくなってたけどーどんどん、どんどん歩いていくと

 

 「目が覚めたよ」と。お姉さん「ああ、”○○のオジサン”が息子を助けてくれたんだ」と思った。それを聞いていたその場の全員が「ああ、正月早々いい話を聞いた」と。そこへ、「おう、おう、お正月みんな仲良くしているね。それが一番、一番」

とダンナのお祖父さんが登場。そうです、お祖父さんまだご健在だったのです。

 

 お姉さんが「今、みんなでオジサンの話をしていたんですよ」というと、お祖父さん。「そういえば、Sちゃん(お姉さんです)、ワシ少し前になるけど、あんたの息子さんの夢をみたようなー」。お姉さん驚いて「オジサン、家の息子に会ったことないんじゃあー?」。「ああ、『Sの子供だよ』って、夢の中で教えてもろうたよ」

 

 「息子さん、道に迷うてこまっていたので ワシが道を教えてあげた そんな夢だったような?」 世の中には不思議なことがありますねー。 それではー