専業主婦の徒然ぐさ

中学時代からン十年書き溜めた日記と画像を見ながら書いています

チアリーダーが増えた日本?

 みなさん、こんにちは。

 今日は全国的にお天気がよくないようで、専業主婦としては洗濯物が外に干せなくて困っていまーす。次はあくまでも、私個人の意見です。

 

 私、長女が以前登録していた関係で、ネットのニュースを時々見ています(普段は新聞だけ)。それで最近気が付いたこと、政府や行政の長が何か発表したり、会見すると直ぐそれにコメントをしたがる人がやたら増えた。なにやら猫も杓子も、先に言ったもん勝ちみたいな勢いて、発表が終わったら直ぐコメントを出してくる。

 

 政治家以外にも、芸能人とかあらゆる業界の人がここぞとばかりに口をはさんで、それをまたマスコミ(メディア)があの人が「こんなこといってる」「あんなこといっる」と無分別にネットのニュースに載せまくっている。それに対して、多くのネットユーザーがいろいろと反応してくる。

 

 そういう仕組みだから仕方がないのかもしれないけどー、しばらく読んでて、少し食傷気味になってしまった。まあ、こんな時だからコメントする方も時間を持て余して暇なようだし、行政の粗をつついて、「自分の見識を披歴し、多くの賛同を得たい」のだろうけど。火急の時だから、粗なんか探せばいくらでも出てくると思う。

 

 それを鬼の首取ったようにー、まるでミスするのを待ち受けてるみたい。私は、こういうのが嫌いなのでネットのニュースもテレビのワイドショーも見ません。それで、最近のこの状態を垣間見てITバブルの時の事を思い出した。以前も書いたけど、私もそのころピアノ欲しさに株に手を出して、ネットで株に関するニュースみてた。

 

 そのころ、アメリカのナスダック(ITやハイテク関連の株式市場)が過去最高の5,000ポイントを越えそうな勢いで上昇していた(もし間違ってたらスイマセン)。連日高値の記録を更新してるものだから、マーケットは毎日がお祭り騒ぎー半ば狂乱状態。あるネットのコラムにその状況を揶揄するような記事が出てた。

 

 そのコラムの中で、マーケットのアナリストや経済評論家たちを”チアリーダー”と呼んでいた。ナスダックに上場している企業から業績やそれに関する発表等がでるとー、「良きにつけ悪しきにつけ」直ぐそれを株価に結び付けて、ここぞとばかりにコメントを発表して大騒ぎ。つまり、投資家たちや一般大衆をあおる、煽る。

 

 ほんと、もう「云わなきゃ損」て感じで、にわか株価アナリスト、にわか経済評論家たちが大量出現。その発表ににわか投資家たちが右往左往して見苦しいほど大騒ぎ、そんな内容だったと思う。企業からお金をもらって、その企業寄りのコメントを発表するーなんておかかえアナリスト(チアリーダー)もいたそうだ。

 

 その時の状況が、今の日本の現状に似ていると思った。もちろん、大衆迎合主義という良い面もあると思うけどー。関係ないやつまで騒ぎすぎ。また、コメント自体も上っ面だけで、いかにも陳腐。ーという具合に、記事を見るとどんどん腹がたってくるので、私はネット記事を見ません。「嫌なら見なけりゃいい」ホント、そのとおぉーり。