専業主婦の徒然ぐさ

中学時代からン十年書き溜めた日記と画像を見ながら書いています

相続争いに巻き込まれたダンナ(7)

 みなさん、こんにちは。

 この記事少し長くなったので、これまでの内容をかいつまんでー

そして、今回で終わりです。読みつないでくれた方、お疲れ様でした。

 

 昨年、義父の弟A(ダンナの叔父A)さんがなくなり、ご家族がいなかったのでー、残された金融資産(主に銀行預金)が兄弟相続になりました。上のご兄弟(義父の兄姉、ダンナの伯父伯母)さんが放棄したので、叔父Aと一番親しかった(?)義父と、面倒を見た末弟B(ダンナの叔父B)さんが預金を分けることにー

 

 分配の割合については、通帳とか実印とか持ってた末弟(叔父B)が圧倒的に有利だったけど、義父に泣きつかれたダンナがいろいろと手段を講じてーその結果、義父はほぼ自分が望んでいた通りの割合を貰うことができた(9割以上はダンナのおかげー義母も義妹も認めてる)。これで終わりかと思っていたらー

 

 先日、義父からダンナ宛てに電話があって 家の屋根の修理をするので貰った保険金の中から、修理代を送ってくれと。そうなんです。叔父Aはダンナを生命保険の受取り人にしてくれていたのです。義父、そのあともなんやかんやと理由をつけて「保険金の中からお金を送れ」と言ってくる。たまたま義母から電話があった時ー

 

 屋根の修理の話をしたら、話だけでまだ何も決まっていないとー。それでダンナ、お金を送るのはいいけど「金額、時期」はこちらで判断するからと、義父へ返事。そのほかのお金の無心についても同様に返事をした。そしたら義父、電話で怒り出して 「叔父Aの保険金はもともとなかったものではないかー、

 

 全部くれとはいっていない、こちらがお願いした(要求した)額は全部送ってもらわなければ困る、直ぐに送ってくれ」と。私その話を聞いてあきれ果てた。だって義父、

ダンナ宛ての保険金よりかなり多く分配金をもらっている。そのお金もダンナの努力(私も少し協力した)があったからこそ、受け取れたもの。

 

 叔父Bと義父、一対一のやりとりでは完全に義父が負けてた。ダンナが相談した弁護士さんがいうように義父が受け取ったお金も「棚ぼた」でもともとなかったもの。「屋根を修理したいのなら、そのお金を使えばいいいじゃない」と思う。ダンナも義父に、「叔父Aの分配金を好きに使えばいいじゃあないのか」と。

 

 そしたら義父「お前(ダンナ)を見損なった、お前がどんな奴かよくわかった、ああ情けない」と電話で泣き声に。「お前が稼いだお金をよこせとは言っていない、もともと無かったお金を送れと言ってるだけー、親子仲良く兄弟仲良くだけを願って生きてきたのに、そんな返事を聞くと思わなかった」と。全く訳がわからないー

 

 ダンナ、保険金がもらえるとわかった時、その使途(据え置き金にして将来、年金として受け取る)を義父母に伝えて、了解を取っていた(私も隣りでその電話聞いてた)。その話をしても「そんな話は聞いていない」の一点張り。ダンナ怒りをとおりこしてあきれ果ててしまった。そしたら義母から私宛に電話があってー

 

 少し前から義父の様子がおかしい(軽い認知症?)と、義母曰く「もともとお金の計算が大好きだったが、ますますひどくなった」。受け取った分配金がはいった預金通帳を毎日ながめながら、計算機片手にニヤニヤしていると。金額なんか変動しないのに計算機でなにかしら計算しているそうだー「まるで江戸時代の強欲高利貸し」そのもの。

 

 「少しでも分配金の使途について話そうものなら、目の色を変えて気が違ったように怒り出す」、その他にも「(義父が)言ってることは、全く整合性がないので『はい、はい』と返事だけして無視している。 ○○(ダンナ)にもそう伝えて、もうそちらから義父に電話しない方がいい」と、アドバイス。そのあとー

 

 「迷惑かけてごめんね」と散々謝られた。義妹からも「父(義父)は毎日、通帳を見ながら将来入ってくる年金の額を必死で計算している」「A叔父さんのお金が入って来てから、それが余計ひどくなった」「年金なんか、金額が一定で変わらないのに、一か月先、二か月先・・・と毎日、何度も何度も計算してる」と。

 

 私の母も以前から、スゴイお金に対して執着があって、父が病気になってから「全部自分のもの」という固定観念にとらわれてる。歳をとるとみんなそうなるの?。義母曰く、義父は「棚ぼたのお金なのに、まるで最初から自分が苦労して稼いだように」思ってる。「頭が変になった」としか思えないとー。どことなく母と義父、似てるよねぇ。

 

 この記事の最初にも書いたけど、お金って本当に怖いよねぇ、人格をかえてしまうよね。母も義父も、もともとその素養があったのは確かだけど。ダンナ「よかれと思ってしたことなのに、裏目に出てしまった」と、後悔しきり。「こんなことなら、最初からB叔父さんの味方をすればよかった」と。私「まあ、それもどうかと思うけどねぇ」。