専業主婦の徒然ぐさ

中学時代からン十年書き溜めた日記と画像を見ながら書いています

相続争いに巻き込まれたダンナ(5)

 みなさん、こんにちは。

 今日は真冬並みの(?)のお天気とか、皆さんお住いのところはいかがでしょうか。

 

 コロナウィルスが心配で、久しぶりに(夏以来)両親の所へ顔を出してきました。母はそれなりに元気で(年の割には)一安心。父はまた耳が遠くなってーずっと前から補聴器のおせわになってますー好きなテレビもほとんど見なくなって。最近はソファーで読書三昧です。「読んでも頭に入ってこないし、足も細くなった」と、嘆いてました。

 

 さて首題(4)のつづきです。数年前、長男が偶然入手した叔父Aの財産(遺産明細)が「現在、どうなっているのか?」調べるように依頼されたうちのダンナ、財産は生命保険と投資信託と銀行預金でした。取り敢えず銀行預金から調べることにー叔父Aが書き残した銀行(口座番号)に電話して「この預金がどうなっているか」確認。

 

 銀行はM、R(年金の振込先にもなってる)、Y銀行の三つ。ダンナは相続人でないので、詳細は教えてくれませんが、MとRは叔父Aが亡くなる一年以上前(叔父が新しい施設に移った前後)に全て解約されているのが判明。何でも、叔父Bに連れられてきた叔父Aが解約した。その詳細は、相続人でなければ話せないとのこと。

 

 Y銀行については全く教えてくれなかったが、「心配なら今からでもーダメもとでー口座を凍結すれば」とアドバイスがあり。それはダンナでもできるので、その電話で叔父AのY銀行の口座(4つあった)を全て凍結を依頼。投資信託は、叔父A自身が数年前に解約しているのが判明。生命保険は証書が行方不明で、調べるのは後回し。

 

 相続人でないと詳細は訊けないので、最後は義父がそれぞれの銀行に必要書類を出して問い合わせた。その結果、普通預金はATMから全て引き出されて(毎月数十万単位、施設に入所している叔父Aがそんなに頻繁にATMへ行けるはずがない)、定期預金も解約されていることが分かった。金額は、ほぼ書面の明細通りだった。

 

 その間に 実家(義父の家)で叔父Aの四十九日の法要がありましたが、なぜか叔父Bはいろいろと理由をつけて来なかった。ただ総額200万円くらいの怪しげな領収書とそれに伴う請求書(手書きで叔父Bから義父・ほかの兄弟宛)送られてきた。義父が叔父Bに電話して調査中(上記)と伝えると、「お金はもういい」と請求取り下げ。

 

 調査を開始して二か月、ぼぼ全容を解明。M、R銀行には残高なし、叔父Bの着服が濃厚。Y銀行は定期預金(叔父Aの全預金の半分強を占める)がほぼ手付かずで残っていた。そこで義父が叔父Bに電話「残り半分はどうした?」。叔父B最初はとぼけていたが、義父が出金明細を示すと「ああ~、そういえば金庫で保管してる」と。

 

 義父「なぜわざわざ解約して、金庫に入れる必要がある?」と突っ込むと、そこで電話は切れて、その後いくら電話しても着信拒否。その間、ダンナは何度か遺産相続に詳しい弁護士さんのもとへ相談に、もちろん有料です。結論は、「残ったY銀行(定期預金)以外は回収するのは、ほとんど無理だろう」とのこと。

 

 理由「叔父Bが叔父A(兄)の指示で解約した・引き出した。そして、そのお金は全て兄に渡した」と云われればどうしようもない(簡単に云えばこういう事だそうです)。ダンナそこで考えた「叔父B側に情報(義父の動き)を流して、いくらかの謝礼を貰う方が得ではないだろうか?」。「ええーっ、それはないでしょう」と私。がー、

 

 弁護士さん曰く「叔父A」の遺産て、(叔父Aの)兄弟にとってもともと棚ぼた。もし、叔父Aが結婚して奥さん子供がいれば、兄弟には全く関係のないお金。分配が不公平でもだれが損をするわけでもない。ただ、「『あいつ!上手いことやりやがって』と云う、気持ちだけの問題でしょ」と。ーそう、特に義父が損をするわけではない。

 

 それどころか、義父は家を継いでいるので義祖父母の全財産を一人で相続している(他の、兄弟さんが相続放棄した)。ダンナにそういわれると、私も「なるほど」と。

私も父のお金のことで、いろいろと母の嫌な面をみてきたから(以前の記事を参照ください)、ダンナの言うことも理解できる(ダンナの言い分、母よりかなりマシ)。

 

 叔父Bも、兄(義父)がY銀行の口座を凍結した(実際にはダンナがした)ことは既に知っている。今後、義父がどのような動きをするのか気になるところだろう。ダンナ、叔父Bから誘いがあれば条件次第で「のる」と。ただ、父親(義父)への義理から、自分から叔父Bへ働きかけはしない。また、義父からの相談も積極的に受けると。

                             つづきます。