専業主婦の徒然ぐさ

中学時代からン十年書き溜めた日記と画像を見ながら書いています

相続争いに巻き込まれたダンナ(4)

 みなさん、こんにちは、

 今日は全国的にお天気が良いようで、とてもうれしいです。お洗濯ものが良く乾くし、子供たちのお布団も干せます。

 

 長女はある団体の職員なので日々120名くらいの方と接触があります。勿論みなさんマスクしていますがー、ほとんどが中高年の方とのこと。コロナのおかげで、咳とか敏感に反応してしまうそうです。ほんと早く終息してほしいものですねぇ。

 

 さて去年の秋、ダンナの叔父A(義父の直ぐ下の弟さん)が亡くなり、葬儀や埋葬、その後の法要・供養を叔父B(義父の末弟)の一家が取り仕切ることになりました。なので「叔父Aの財産は全て叔父B一家がもらい受ける」と、いうふうに義父は感じたそうです。そんなこと全然知らなかった私はダンナと能天気にお葬式場へ。

 

 久しぶりに会ったダンナのいとこら(年が近い)と近況を伝えあったり、お互いの子供の話をしたり。特に叔父Bの長女さんは、うちに2か月ほど滞在したことがあって私と仲良しです。手紙のやり取りもやってました(今回のことがあって手紙は来なくなりました)。ーで、じみじみと思う事「みんな年をとったなぁ(老けたなぁ)」。

 

 お葬式は滞りなく行われて、その後に初七日の法要、お開きとなりました。いとこらにまたの再会を誓い、最寄りの駅まで叔父Bの次女さんに送ってもらいました。駅に着いて次女さんが帰ると義父が急に深刻な顔をして、私たち(義母、義妹、ダンナと私)にぽつりと一言「見たか? あの車」。私「何の事か」意味がわからなかった。

 

 義父がいうには 次女さん「最新の高級車」(国産)に乗っていたとー。車のことが全然わからない私「へぇ~、そうなんですか?スゴイなあ」と単純に感心。義父タメ息をついて、ダンナに「相談したいことがあるから、明日にでも電話する」と。この時点で義父は、叔父B一家による叔父A預金の使い込みを疑っていたようです。

 

 義父の電話は「なんとか叔父Aの財産(遺産)の明細を調べる方法はないだろうか?」、これにはダンナも頭を抱え込んてしまった。唯一分かっている遺産の総額も5~6年前のものだしー、ダンナ「多分、無理だと思うけど考えてみる」と言って電話を切った。そしたら、その話を横で聞いていた長男(ちょうど休みで帰って来てた)がー

 

 「お祖父ちゃんの電話って、A叔父さんのお金のこと?」と。「そうだけど、なんで?」と私。すると長男「オレ、A叔父さんのお金のこと分かるよ」と、事も無げに。これにはダンナも( ゚Д゚)「何故だぁ?、なんでお前が分かっているんだぁ?」。長男「A叔父さんがオレに教えてくれたもの」、「今度来るとき持ってこようか?」と。

 

 長男が義父の家に遊びに行っている時、ちょうど叔父Aも帰ってて、長男に預金の明細を記入した紙の入った封筒を手渡したそうだ。長男「A叔父さん、多分オレを誰かと勘違いしてたんだと思う」と。ダンナ「お前もそんなもの簡単に受け取るなよな~」。長男「だから、お祖父ちゃんに渡そうとしたら、『お前が持っとけば』だって」。

 

 義父、中身も見ずに長男(孫)に封筒を返したそうだ。どうやら、その時既に叔父Aの認知症は始まっていたようだ。兎に角、次回長男が来るまで待ってられないので、その日のうちにダンナが長男の寮までその封筒を取りに行くことに。開封すると「しっかりと預金明細を記入した紙が入ってました!」、ダンナすぐに義父に連絡。

 

 義父「えぇー?、そんなことあったかなぁ」「まあ、取り敢えず、助かった」と。

翌日明細のコピーを取って、封筒ごと速達で義父宛て送りました。次の日 義父から「明細の総計してみたら、(お通夜の時)叔父B一家に云ったぐらいの金額があった」で、「この明細が現在どうなっているのか?調べてほしい」とダンナに依頼。

 

 ダンナこれ以上首を突っ込みたくなかったけど、遺産の金額を見て考えを変えた。

打算ではなくて「この額を叔父B一家が独り占めするのは、ちょっとえげつない」。本当に残っていたら、叔父Bが云った「通帳なんか見たこともない」は完全にウソになる。ダンナ、銀行に電話をして通帳残高を確認することにした。

 

 そしたら、・・・・・とんでもない事実が判明しました。    つづきます。