専業主婦の徒然ぐさ

中学時代からン十年書き溜めた日記と画像を見ながら書いています

相続争いに巻き込まれたダンナ(3)

 みなさん、こんにちは。

 さて、前回(2)のつづきです。

 ここからうちのダンナが登場します、ついでに私も。

 

 叔父Aが叔父Bの策略(?)で別(二番目)の介護施設に移ってしばらくしてから、叔父Bは二番目の施設の方が家(叔父B)から近くて便利だったからと義父に言い訳したそうです。でもそれなら、なぜ最初からその二番目の介護施設に入れなかったのか?という疑問が、ー当初は定員いっぱいで順番待ちだったのかも?

 

 悪意を持って考えれば、いろいろと疑問がわいてきて疑心暗鬼に、そこで義父はこれまでの経過をダンナに説明。義父ももう歳(八十手前)だし病み上がりだったので、気持ちが弱っていたのでしょう。でも話だけで、ダンナに対して「何かしてくれ」という依頼はなかった。叔父B(弟)に対する不満を聞いてほしかっただけみたい。

 

 ダンナも義父ら兄弟のことなので、そこに首を突っ込む気持ちは毛頭なくー義父に同調するでなくー「そうなんだ」と話を聞いていただけ。義父のこれまでの話(出来事)もかなり主観的、一方的に叔父Bへの不信を述べただけ。ダンナは直接叔父Bと話したわけでなかったので、叔父Bにもいろいろ言い分があろうかと考えてた。

 

 それからー、体調がいい時には叔父Aから電話があったそうだが、あえて義父からは電話することはなかったー電話しても施設の人が取り次いでくれなかったしー。それで義父も、ー病気で叔父Bに「叔父Aのことをよろしく頼む」と言ったのは自分だったのでー「叔父Aが施設で気分よく過ごしているならそれでいいや」と思うように。

 

  事態が一変したのは、去年の秋に叔父Aが亡くなったと連絡があった時、義父驚いて「なんで、突然そんなことになるんだ。容態が悪いなら悪いでなぜ連絡をしてくれない?」と、叔父Bを詰った。叔父Aが亡くなる半年くらい前から亡くなるまで、叔父Bから何の連絡もなかった。それに対して叔父B「あーだ、こーだ」と言い訳。

 

 義父は釈然としないまま、叔父Bとその家族が手配したお通夜とお葬式に出席することに。私ら夫婦も叔父Aのお葬式に参列するようー私たちが名古屋市に住んでいた時、叔父Aも近くに住んでいて(会社の転勤)、いろいろとお世話になったーと、義父から連絡があった。お通夜はいいというので、お葬式当日の朝ダンナと現地に向かった。

 

 義父母と義妹がお通夜に参列してそこでひと悶着あった。会社関係の方や比較的近くに住んでる親戚が帰って、叔父Bの家族と義父らだけになった時、叔父Bに「アニキ(義父)ちょっと」と、義父だけ会館の控室に呼ばれた。そこで義父は叔父Bの関係者、叔父Bの長女とその旦那、次女、長男とそのお嫁さんに囲まれたそうだ。

 

 おかしなことに叔父Bは少し離れて座り(和室)、長女の旦那が義父に「今回の葬儀は、(叔父Bの)長男君に喪主をつめてもらうことにする」、それから「叔父Aのお墓をこの近くに立てて納骨し、近所のお寺で永代供養するこにした。了解してほしい」と高圧的に。義父、別に異存はなかったので「よろしく頼むよ」と頭を下げた。

 

 つづいて「今回の葬儀代、お墓の建立費用や永代供養代や法事の費用は全て叔父B一家が負担する。それは長男君が喪主なので当たり前である」と恩着せがましくー「しかし、叔父Bが介護施設にいたとき、思っていた以上に費用がかかったのでそれは(義父の)兄弟全員で負担してほしいが、了解してほしい」と、上から目線。

 

 義父、話を聞いていて可笑しくなった。「叔父Aには月々30万円以上の年金があったから、それで介護施設の費用はすべて賄えるはず」「年金以外に、叔父Aには○○くらいの現金預金や投資信託があったから、お前たちが負担しなくてもーお墓とか永代供養代には十分なはずだ」と、以前叔父Aから聞いて覚えていた資産の総額を伝えた。

 

 それを聞いて、叔父B一家は慌てて顔を見合わせた。すると向こうに座っていた叔父Bが急に体を乗り出してきて「そんな物(現金預金等)はアニキ(叔父A)の持ち物になかったし、話も聞いたことがない」と。義父「これはくさいなあ」と思ったけど、お通夜の席でお金の話をしたくなかったのでー

 

 「叔父Aの四十九日の法要を実家で営むことを考えている」「お前(叔父B)にも出てもらおうと考えているから、その時にお金(費用)のことについて話し合おう」「もし本当に余分な費用が掛かったというのなら、領収書の控えを持ってきてくれ」と伝えてその場での話を打ち切った。そのとき義父、大後悔。

 

 「しまったぁー、あの時(五年前)弟(叔父A)が言った金融資産の明細を控えておけばよかったー」。けれども叔父B一家、義父が叔父Aの金融資産の総額を知ってるらしいことに驚いて、急に高圧的な態度を友好的にあらためたそうです。上記内容は私もダンナも現場にいなかったので、全て義父から聞きました(主観が入ってます)。

                            つづきます。