夜の海で泳ぐのは怖い・・・だろうなぁと、思った。
みなさん、こんばんわ。
90年代中頃だったと思うけど、円高が急激にすすんで一ドル=100円未満になってた。そのころ、沖縄や北海道へ行って遊ぶより、少し期間をずらすと海外へ行って遊んだほうが安かった。同じころ、アジアの通貨の対円レート変動が激しくて、出張で東南アジア三か国を回って帰ってきたら、逆にお金が増えてたとダンナが言ってた。
円高の恩恵で、私らも90年代はお手軽なサイパンとかグアムに遊びに行きました。昔のテレビコマーシャルで「遠くの〇ワイより、近くの〇アム」というのがありましたが、飛行機に乗ってる時間も短いし、時差ボケもなく、燃料のサーチャージ料もなく費用もお手頃。ただ7,8月、向こうは雨期なので、少し湿度は高かった。
8月にサイパンに行った時、宿泊したホテルのプールがナイト営業してるというので長女と一緒に泳ぎに行った。昼間泳いで晩御飯食べて、夜も泳ぐことないだろうということで長男は部屋で休憩。ダンナはいつものようにビデオを持ってついてきた(ダンナも疲れてて泳ぎません)。私、夜のプールに何か神秘的なもの感じてた。
行ってみると、照明もほどんどなくプールの隣にあるホテルの植物園のライトがあるのみ。地上の灯りはそれだけで「これ、ほんとに営業してるの?」って言うくらい暗い。プール内の側面にいくつかライトがついてて、水中を照らしていた。明るくなっているのはそのライトが照らし出すとこだけ、後のエリアは薄暗くなっていた。
既に何人か(ほとんど日本人)泳いでいたので、私たちも泳ぐことに。入ってみて感じたのは「神秘的」よりも「こ、怖い」恐怖感。ライトの灯りで自分の姿は白っぽく見えるんだけど、プールの底は(結構深い)ぼんやりして見えないし、水面も薄暗くて、泳いでいてとても不安定な感じ。私ら照明が当たってる所で泳いでた。
以前聞いた「夜の海で泳ぐのは危険がいっぱい」というのを実感。もし船に乗っていて、夜海に放り出されたら、背が立つくらいの深さでも「真っ暗だと、とんでもなく恐怖を感じるだろうなぁ」と。明るい太陽の下で泳いでこその海ですよね。「わざわざ暗くなって、暗いプールで泳ぐこともないか」と、急に冷めた気分になりました。
それでも私と長女、しっかりと小一時間は泳ぎましたけど、ここが「主婦根性」なんですよね。なんか折角来たのにもったいない気がしてー、ダンナが退屈して植物園の方へぶらぶらいってしまいました。ほかのゲストも家族連れは少し泳いだらみんな引き上げてました。残っていたのは若いアベックさんだけ、ペッパー警部に怒られますよ。
サイパン島の夕暮れです。夕食後、ナイター営業のプールへ行きました。
泳いでみたものの、なにか不安(水滴がイアリングになってますね)
足も立たないし、ちょっと怖くない?夜のプールって(暗い空を見上げて)
ちょっと浮き輪貸してよと、ムリヤリとる。「ダメ―」と長女が取り返しに。
(注)明るそうに見えますけど、これビデオのナイトモードでの撮影です。
本当はもっともっと暗いです。