専業主婦の徒然ぐさ

中学時代からン十年書き溜めた日記と画像を見ながら書いています

ダンナ、私に似た人に会うの巻

 みなさん、こんばんわ。

 

 かなり前の話なんだけど、、、

 七月の日曜日ーある用事からの帰り、ダンナが最寄駅のコンコースにあるベンチに座っていた時ー休日の午後なので人もまばらー改札口から歩いてくる人の中に私を見つけた。その私、ちょうどダンナがすわっている方に向かって歩いてくる。その日、私はいつものように家にいることになってたので、ダンナ不思議に思った。

 

 でも、「突然、何か用事ができて外出したんだろう」とーずっと私の方を見ながら来るのをまってたらしい。それで、かなり近づいてきたところでダンナ、私を見てニコッと笑って左手を上げて合図したけど、私なぜか無反応。いつもの私なら、ダンナ見たら笑顔で手を振りながら近づいてくる。ダンナ「何か、ヘンだなあ」と思ったけど、

 

 「あっ、コンタクトしてないんだ」と。それで目の前まで来るのを待った。その私がちょうどダンナの座ってる前まで来た時、ダンナ立ち上がって「ママ」と私に呼びかけけた。そしたら私、知らん顔してダンナの横をさっさと通り過ぎて出口の方へ。ダンナ、直ぐ私の後を追いかけて後ろから二度「ママ」、「ママ」と呼びかけた。

 

 その私、振り返らず(全くダンナの呼びかけに反応しない)そのままショッピングモールの連絡橋のほうへ。ダンナ、さらに私の後を追いかけようとしたけど「もしかしたら別人?」と考えてそのまま家に帰ることにした。けどやはり気になるので、その私が建物の陰に入って見えなくなるまで見送っていたそう。

 

 で、家に帰るなり私を見て「あっー、やっぱり家にいた」と。「さっき、駅でママにそっくりな人に会ったよ」っていうもんだから、私「いくらそっくりでも、服装とか髪型とか体形なんかでわかるでしょう」と。ダンナ目を丸くして「ところが、それもみんなそっくりだったんだよー」と。私「いくらなんでも、それは大袈裟でしょう」。

 

 すると、その話を横で聞いてた長女が「そういえば、私もおかあさんにそっくりな人に会ったことがある」と、で「服も髪型もそっくりだったよー」。学校の帰り駅の近くで見かけたそうだ。長女がいくら「おかあさん、おかあさん」と呼びかけてもその私、知らん顔して行ってしまったらしい。それで、長女「もしかしたら人違い?」。

 

 ダンナと同じパターンのようだ。な、なんか気持ち悪いなあ「まるでドッペルゲンガー」、「私がもう一人の私に合ったら、私どうなっちゃうのだろう?」と。まあ、相手もびっくり( ゚Д゚)するでしょうけど。ー云われてみれば、最近(その頃)見知らぬ人から何度か「〇✖さん」(私の名前じゃない)と、声かけられたことある。

 

 顔だけじゃなく、髪型や体形まで似てるなんて、一体どういうこと?しかも服の趣味や好みも同じようだしー。でも、世界中を探したら七人は自分に似ている人がいるって云うし、たまたまそのうちの二人が同じ街にすんでるということも有り得るわけだし。「もし同じ服着て、街中でばったり会ったらどうしよう」と、少し悩みました。

 

 それよりダンナ、私のそっくりさんに会った時、私がわざと無視してるのかと思って、後ろからぎゅっと抱きしめて驚かしてやろうかと思ったらしい。「よかったね、やらなくって」、それ完全に痴漢だよ。しかも、言い訳できない。そりゃ、私が登場したら、許してくれるかもしれないけどー、まあ、すごく揉めるでしょうね。

 

 けれどもそれきりでした。それ以降、ダンナや子供たちから私のそっくりさんに会ったという話は聞かなかったし、私も街中で「〇✖さん」と、声をかけられることもありませんでした。「その人、引っ越したのかな?」それとも、自分のそっくりさんがいることに気が付いて、化粧や髪型、服装の趣味を変えたのかもしれない。

 

 なんか不思議な体験でした(私は実際に体験してないけど)。もしかしたら、生き別れになった双子の姉(妹)がいるのかも?そんな、訳ないですよね、今の時代。でも、どこかで血がつながっている可能性というのはあるでしょうね。例えばひいひいお祖母さんが同じ人とか? とりとめのない話ですみません。