専業主婦の徒然ぐさ

中学時代からン十年書き溜めた日記と画像を見ながら書いています

とんでもない夏合宿、助けてセンパイ(2)

  みなさん、こんにちは。

  昨日投稿、同上題(1)のつづきです。ガッコ―(大学)時代、サークルの夏合宿でのこと。ほんと、昔は手荒なことやってたもんです。私らのガッコ―時代一気飲みについてはやっとうるさく云われるようになりましたがー。

 

 その頃のガッコ―の四年生、自分らが一、二年の時に先輩らにやられたことを、自分らが四年生になったら、後輩たちにもやっていいと考えてた。そして、周りもそれを容認するような雰囲気があった。だから、女の子たちも年に一度とか二度ということで「海に放り込まれても(夏です)」仕方ないと半ばあきらめてた。バカな話です。

 

 で。記念撮影にかこつけた夏合宿打ち上げ式典(三、四年生の先輩によって海へ投げ込まれる)が始まりました。何人かの一、二年生が放り込まれた後、いよいよ私がターゲットに、二人の先輩に左右から両腕をつかまれて砂浜をずるずると引きずられて波打ち際へ。かけつけてきた二人の先輩に足をつかまれそうになった。

 

 私大声を上げて足をばたつかせて抵抗。その時「やめろー、お姉さまを放せー」

「お前ら、それでも四年生か」という怒号が。そして、私の足をつかもとしてた先輩が誰かのタックルを受けて前のめりに転んだ。私の腕をつかんでた先輩は後ろから羽交い絞めにー。私、一瞬何が起こったのか分からなかったがー、見るとそこには、、、

 

 な、なんと「お姉さま同好会」の勇士たちが、必死に私を守ろうと(感激~)。「お姉さま同好会」については以前の記事を参考してください(私のファンクラブみたいなもの(*ノωノ)。けれど四年生の先輩も負けてはいません、大声で「おまえらー、四年生にさからっていいのか」「一年生の分際でー」とさけんで、勇士たちを威嚇。

 

 体育系のクラブほどではなかったけど、四年生が神みたいな風潮があって(三年生が人間、二年生が奴隷、一年生がゴミとか云われてました)、クラブ内では最上級生の意向が一番に尊重されて、少々間違った行動でもまかり通ってました。しかし、「お姉さま同好会」も「嫌がる部員を無理やり海に放り込むのが四年生か?」と、言い返す。

 

 「そうだ、そうだ」「おまえらこそ頭を冷やした方がいいんじゃなか」と叫ぶと、お姉さま同好会のメンバーが四年生の一人を捕まえて、彼らがやってたように海に放り込んだ。他の四年生が「やめろー」と助けようとしたが、直ぐ羽交い絞めにされた。それを機に逃げ回っていた一、二年生が「おい、おらたちもやろうぜ」と、ハンゲキ開始。

 

 ここに至って主格逆転、人数的には圧倒的に一、二年生が多い。四年生の先輩や、クラブの役員さんがどんどんつかまって海に放り込まれだした。そこで、まだ捕まっていない役員さんが「はい、ここまで。これ以上はやるな」と、一、二年生を止めにかかった。しかし、三年生の女性部員が黙っていない。固まって、一、二年を全力応援。

 

 「なにいってんのよ。私たちが許すから、全員海に放り込みなさい」と、服のまま海に放り込まれた彼女らの怒りはすさまじい。こうなっては役員さんも成す術なしー。

次に、一、二年生の暴走を制止しようとした役員さんが敢え無く捕まって海の藻屑に。

三年生の女性部員は「やれー、いてまえ」と、大騒ぎ。浜辺はもう無政府状態

 

 四年生の先輩と、その片棒を担いだ三年の役員さん全員が海に放り込まれ、この式典は終わった。最後、「恨みっこなし」ということで、グループになって仲直りの記念撮影をした。私は同好会のおかげで、最後まで濡れずにすんだが、三分の二以上の部員がずぶぬれ。まあ、三年の女性部員はみんな下に水着をきこんでたようだ。

 

 次の日、夏合宿解散前の反省会で、全員の前で三年生の女性役員さん(書記さん)が代表して、「来年からもうこんなバカげたことは止めてください」と、怒りの要求。これには、部長さんも反省することしきりで「必ずそうします」と、約束。四年生のメンバーは合わせる顔がないということで、朝一番の便で逃げるように帰ったそうだ。

 

 かくして、私は「お姉さま同好会」の皆さん一人一人と記念撮影(後日)。それから同好会メンバーから依頼があった「私のお気に入りのスナップ写真」を、お礼に一枚ずつ渡すことになった。以前にも書きましたが、私、山が大好きなので山で父に撮ってもらった写真を現像して人数分渡しました。

                            つづきます。