専業主婦の徒然ぐさ

中学時代からン十年書き溜めた日記と画像を見ながら書いています

とんでもない夏合宿、助けてセンパイ。それ、今ならNGでしょ?(1)

 みんさん、こんばんわ。

 今日は天気、今一つだったですね。夕方から少し晴れたかな?

 

 さて、前回の記事(下着でウロウロ)から約10年過去へ遡ります。私が入ってたクラブ(サークル)の夏合宿の話。内容は半分が遊びなんだけど、行く前にすごくいや~な話聞いた。合宿の場所が海辺の施設でー、四年生が「一、二年を海に放り込む計画」を立ててて、ターゲットとか放り込む順番を考えているのだとか。 う、ウソでしょ?

 

 ダンナ(クラブのセンパイです)にこの話したら、既に知っていた。前の記事でも書いたように、通常四年生はクラブ活動には来ないんだけど、イベントは自由参加になっています。それで、就職先が決まって、夏休み暇もて余してる四年生は夏合宿に参加することに。今回、4~5名の四年生が合宿に参加予定。こ、来ないでぇー。

 

 「一体どうやるの?」って訊いたら、リクリエーションが終わったら(海岸が近く)「海をバックに記念写真を撮ろう」と持ち掛けてくる。その撮影が終わると同時に四年生が四人でターゲット(後輩一人)を急襲して捕まえる。波打ち際まで引っ張って行き、四人で手足をもって持ち上げて、せーのっ!で、海に放り込む。あ、悪趣味。

 

 しかも「女の子も容赦なし」とか、き、鬼畜の所業だ。その為、リクリエーションの時に下に水着を着こむメンバーもいるとか。「なんとかならないのー?」って訊いたら、「あまり真剣に抵抗すると疲れるしケガしてもバカみたいなので、ある程度抵抗したら大人しく捕まって放り込まれるしかない」と。「私そんなのいやだよ」

 

 「じゃあ、行かなければ」ダンナいたってのんき。「そんなわけにはいかないよー」「もうお金払っちゃったし」。てなわけで、半分おびえながら合宿に出発。行程ではこの噂で持ち切り、なんでも「女の子全員がターゲットだとか」。「四年生の先輩が襲ってきたら、逆に捕まえて海に放り込もう」と計画してる男の子(一、二年生)もいた。

 

 学習の日程が終わり、リクリエーション一日目はオリエンテーリング、これは山側で活動するので問題なし。二日目(最終日)が海辺の近くのグラウンドでソフトボール大会、全員を8チームに分けて総当たり戦、午後三時ごろには終わった。一息ついていると、四年生の一人が「みんな、海岸で記念写真を撮ろう」と。「きっ、きたー!」

 

 グラウンドから海見えてます。砂浜まで歩いて一分もかからない。グラウンドの海側に防波堤があってそこを越えたらもう目の前だし。せめてもの救い、「今日は晴天、波がなくて海面がいたって穏やか」放り込まれ日より。四年生の先輩、きわめて自然な態度だけど目がいたずらっぽく笑ってるし。一、二年生戦々恐々としてついていく。

 

 先のソフトボールのチーム単位で写真を撮ることになった。1チーム目は四年生がいなかったので、何事もなく終わった。次2チーム目私のチーム、な、なんと四年生の先輩が二人いる、も、もしかしたら~わたしぃ? みんな砂浜に並んで思い思いのポーズ(緊張感マックス)、撮影者が「はい、チーズ」と云った途端。「今だ、いけぇー」

 

 四年生の一人(悪だくみのリーダー)が叫ぶと、私の右二人隣の三年生の先輩(女性)がつかまった。と同時にみんな、キャーキャー叫びながら砂浜を逃げ出した(お約束でグラウンドに戻るのはダメ)。憐れ、三年生の先輩は手足をばたつかせながら、背中から海へダイブ。勿論びしょぬれ。ここで思わぬことが起こった。

 

 なんと、女性を除く三年生の役員さんたち(部長さん、副部長さん等)が四年生の味方になったのだ(予め打ち合わせしてたみたい)。捕まえる側の人数が一挙に10人以上なった。こうなったら、砂浜は阿鼻叫喚、一年生、二年生が次々に捕まえられて海へ放り込まれていく。そして、いよいよ私の番(みたい?)。

 

 何人かの先輩が私に向かってかけてきた。私、必死で逃げるけど砂に足が取られて

なかなか進めない、もたもたしてたら前に回り込まれてあっけなく御用。両手を二人につかまれてずるずると波打ち際へ、私必死に抵抗「たすけてー、センパイ(ダンナの名前)」但し、ダンナは合宿に来ていません。「ああ、もうだめ放り込まれる」

 

 と、思ったその時、信じられないこと(大げさ)が起こりました。

                               つづきます。