専業主婦の徒然ぐさ

中学時代からン十年書き溜めた日記と画像を見ながら書いています

ダンナの下宿に遊びに行ってたら、母にバレた(2)

 みなさん、こんにちは(おはようございます)。

今日のお天気はどうなのかしら?晴れるといいですね。

 

 この記事も以前(だいぶ前に書いた)のつづきです。

 ダンナと付き合うようになって、母から「彼の下宿へ遊びに行ってはダメ」と、くぎを刺されましたが、誘われるがままに遊びに行くようになってー、そのうち、私の方から勝手に上がりこむようになった。そしたら、妹が母にバラしちゃって(わざとではない)、母「明日彼を(家に)つれてきなさーい」と。

 

 で、次の日ダンナを連れてきた。ダンナ面白そうについてきた。ダンナ人見知りするけどいろんな人間を見るのが好きで(ちょっと変)、常々私から母の習性を聞いて興味を持ってた。私「母、絶対に失礼なこと言うけど、怒らないでね」と気が気じゃない。ダンナ「だいじょうぶ、大丈夫」と、笑ってる。ダンナ観光気分?。

 

 家に着くと挨拶もそこそこに、台所のキッチンテーブルでダンナと母さし向かいで会話スタート(ダンナもちろん真面目な顔)。私はダンナの横に座ったら、なぜか妹も出てきて「こんにちは」と挨拶して、母の隣に座った。私「なんで、あんたが来るのよー?」と目で合図しても妹知らんぷり。「しっ、しっ」と、追い払っても動かない。

 

 母、予想通りダンナの身上調査開始、訊く内容はダンナの学歴(成績)、ダンナの両親の学歴や勤め先(上場してるの、してないの?)。それから、ダンナが内定してる会社の規模や業績。母のいい人(気に入る)基準は高学歴、大企業勤務、良い家柄(お金持ち)。私んちもたいしたことないんだけどね(うちもどっこい、どっこいだよ)。

 

 母の意図「この子(私)には将来、高学歴、大企業勤務等の方と結婚させようと計画してるから、あなた(ダンナ)と深くお付き合いさせる気はないので、今後はお友達ぐらいでー。もちろん、下宿へ行くのはダメ」と。ずるい母、絶対無理な条件を突きつけてお付き合いお断りに持っていこうとしていた。ところがー

 

 ダンナ母の性格を見抜き、母が気に入るような受け答えをした(もともと年配の人に気に入られるタイプ)。ダンナ、洞察力が鋭い上にプレゼンテーションの能力(弁が立つ)もある。会社(超一流企業じゃないけど、規模はそこそこ大きい)に入って5~6年でトップセールスマンになり、30歳前に管理職に抜擢された(ダンナ自慢🙇)。

 

 ダンナの巧みな話術に翻弄されて、最初とがったては母が笑顔になった(私も、この時初めてダンナの話術を知った)。終わってみると母大幅に譲歩。下宿へ行くのはダメだけど、二人っきりで話したいときはうちへ来てこの子(私)の部屋で話したらいいーそしたら、私(母)も安心。それで、うちまで来るのは大変だから(片道二時間)-

 

  毎回、ご飯を用意するから食べってってね。お付き合いは今の状態(?)ならO.K.。ーで母、予め決まってたように「今日もご飯(夕ご飯)食べてくでしょ?」と、いそいそ用意を始めた。「ご飯できるまで、この子(私)の部屋で遊んでて―」と。妹見て「あんた、暇なら手伝いなさい」。私、あわてて部屋へ上がって、お片付け。

 

 私、複雑な気分。あのダンナの話術ーなんか私もうまくいいくるめられてる(?)ようで「私のことも場当たり的にあつかってる?」。まあ、ウソをついてるわけじゃないんだけど、口がうまいというか?言い回しが巧妙というか?ダンナのブラックな面(今風な言い方?)を見たようで、心のざわざわがしばらく収まらなかった。で、御飯ー

 

 夕食、いつも母の料理の量がすごい(私ら、いつも食べきれない)んだけど、ダンナさらに多く作った料理をペロリと食べてご飯三杯もお替りした。プラス、私たちが残した分も全部食べちゃった。そしたら、母上機嫌「いつでも食べに来てね」と。ダンナいつもは小食だけど、胃袋は大きかったみたいー全然無理してなかったΣ(゚Д゚)。

 

 ダンナが帰った後、「なんで、あんたが一緒に聞いてたのよ?」と妹に訊ねると、「お姉ちゃん、全然ちがう展開になったね」と。そう、私も母が感情に任せて一方的にまくしたてる展開を予想してた。ほんと、人は見かけによらない。普段は不愛想で口数の少ないダンナの別な一面を見て、母のことよりダンナに驚いた私でした。