専業主婦の徒然ぐさ

中学時代からン十年書き溜めた日記と画像を見ながら書いています

長女の高校受験、担任先生に「冒険者」と云われた(2)

 みなさん、こんにちは。

 

 さて、「仲の良い友達が行く」という理由で受験する高校のレベルを2段階上げた長女、もうすぐ12月だというのに・・・「あんた、間に合うの?」。教室単位での塾ではついていけないので、個別学習塾(先生:生徒、1:1)へ行かせることにしました。この際、お金のことは言っていられない。どうせ(受験まで)あと2~3ケ月だし。

 

 3年2学期の長女のレベル、5教科で330点(500点満点)くらい、志望校に受かるには最低でも370点必要です。一教科でなんとか75点以上取れるのは、国語と社会ぐらいーあとの3教科はとても70点に届きません。こうなったら理解している問題が、なるべく多く出題されるように、運を天に任せるしかありません。まさに冒険者

 

 12月以降なんだけど、一生懸命勉強してたっていう記憶がないんだよね。夜遅くまでごぞごぞやってたのは覚えてる。部屋にこもって勉強してるのかなぁと思ったら直ぐにキッチン来て夜食作ったり、お菓子食べたり、コーヒー淹れたり、まるで何かを食べるために遅くまで起きてるよう、しかも夏に運動止めてるからちょっと太ってきた。

 

 洗濯物もって部屋へ行くけど、たいていケータイいじってるかマンガ読んでるかどっちか。「勉強だいじょうぶなの?」って訊いたら、「部屋入る時はノックして」って怒り出すし。そのうち部屋に鍵をかけるようになって、洗濯物をドアの前に置いとくんだけど、朝になってもそのまま。しかも積み重ねたやつを蹴散らかしてるしー。

 

 仕方ないから、学校へ行っている間に洗濯物持って部屋に入るんだけど、机の上キレイでとても勉強しているように思えない。そのことを言うと、「私が居ないときに、勝手に部屋に入らないでよ」って怒り出すし。夜食用のカップ麺買い忘れてると、散々文句言うし。私、長女の勉強以外のことでストレス溜まった。

 

 二学期末の三者面談では志望校の確認だけ、担任先生も「ラストスパート頑張れ」とだけ。けど冬休みはほぼいつも通り、年末年始の番組ほとんど見てた。私が文句言うと、倍以上言い返してきて(私の)ストレスが溜まるから、(冬休みの終わるころには)もう何も言わなかった。ダンナも「好きにやらせとけばー」。

 

 それでも不思議なモノで模擬試験の点数が上がってきた。12月の点数が355点(500点満点)で、1月に最後の模擬試験があったんだけど、それが377点だった。私「さすが高い塾代を払っただけはある」と、感心してたら、長女「何言ってるのよ。もともと能力があったからー」と、完全に勘違い。こないだまで泣いてたの誰?

 

 すべり止めの私立高校は合格、もうひとつ運試し・度胸試しで受けた私立の某名門女子大付属高校は不合格。それで、最後の公立高校は合格だった。私、あんなに大騒ぎしてこんなにあっけなく受かっちゃうのと拍子抜けした。しかも長女「私はもともと賢いから、やればできるんだ」って調子に乗ってるし。

 

 でも合格はすごく嬉しかった。電話で「受かったよ」って訊いたときは涙が出てきた。実際、長女も合格が分かるまではとても不安だったと思うよ。受験のストレス一番うけてたのは長女自身だしね。合格してから一週間後、ダンナ誘って長女が合格した学校見に行った(親バカ)。うちのおちびちゃん(二男)も一緒に連れてったよ。

 

  f:id:mawatterune-baby-car-1943:20191122182541j:plain  f:id:mawatterune-baby-car-1943:20191122182518j:plain

  春の暖かい日でした。電車に乗ってお姉ちゃんが受かった学校へ。

 

    f:id:mawatterune-baby-car-1943:20191122182555j:plain

   正門の前で記念撮影です。ここでどんな思い出をつくるのでしょうか?

 

 担任の先生も、長女の合格に正直驚いていたそうです。卒業式に会ったら「冒険、成功でしたね」って笑ってました。卒業式の卒業生入場の音楽はインデ〇ジョーンズのテーマ曲でした。ーって、これはもちろん冗談です。小学校の運動会の障害物競争の時に流れたのがその曲でしたーこれは蛇足ですね。