専業主婦の徒然ぐさ

中学時代からン十年書き溜めた日記と画像を見ながら書いています

「先生のこと、ほんとは好きでしょ?」と、せまる先生?(2)

 みなさん、こんにちは。

今日はあまり天気がよくないけど、お洗濯ものは乾きそう。早く、干そう。

雨ふるかなぁ?

 

 昨日の続きです。二男が小学二年生の時、担任先生と折り合いがわるかった。

 

 その頃の私、毎日下校時になると二男を迎えに行ってた。二男いつも学校でトラブル起こすんだけど、自分から言わない(常に自分が正しいと思っているからー)。で、学年下校で帰ってくると、グループに何人か同じクラスの児童さんがいて、その日の二男の行状(何があったのかートラブルの内容)私に報告してくれる。

 

 その日も、同じクラスの女の子(近所)が鉛筆削り落下の一件を話してくれた、「-けれど〇〇君(二男)はわるくないよ」と。でも私、その女の子の話がよくわからなかったので(子供の説明って主観的ですよね)、とにかく二男がまたやらかした(機嫌がわるくて、わざと鉛筆削りを落とした)のかと思った。

 

 家に帰って、二男に鉛筆削りの件しつこく聞いたけど「僕はわるくないよ」の一点張り。私、埒が明かないので間をおいて訊ねてみようと、そしたら二男が唐突に「ねえ、教室においてある鉛筆削りって誰のもの」って訊ねた。「学級みんなのものだから、『みんなに謝ってね』って先生が言ったんでしょ?」と、私。

 

 二男しばらく考えて「じゃあ、学校においてある鉛筆削りは、だれがみてるの」と。「だれがみてる?」意味が分からないけど「どうゆうこと?」。二男「あのさぁ、鉛筆削りがこわれたら、誰が直したり、新しいの買ってくるの?」。それを横で聞いていたダンナが「誰が管理してるのか?、つまり誰が、学校の備品類の責任者か?と、云うことだろう」と。二男「うん、そうだ」と。

 

 私「あんた、それ聞いてどうするの?」って訊ねたら。二男「明日その人に、壊したことを謝りに行く」と。ダンナ「なら、教頭先生だ。教頭先生が、学校の備品類の管理の責任者だ」と。私「また、いらぬ知恵をつけてぇー」と、ダンナをにらんだ。ただ、二男の言うことにも一理あるので(誰にも謝らないよりはいいと、思った)「じゃあ、必ず明日、教頭先生に壊したこと謝ってね」と、念を押した。

 

 次の日の休み時間、二男壊れた鉛筆削り(「〇〇君が壊した」と、書かれた紙がはってあった)を持って職員室へ。教頭先生を捕まえて、落下した事情を説明(隣のクラスのやんちゃ君が後ろからあたってきた)してから、謝った。教頭先生(女性)が「なぜ、私にあやまるの?」って訊いたら、。二男「教頭先生、鉛筆削りの責任者でしょ」と。

 

 隣で聞いていた校長先生(女性)「確かに、そうだ」と感心、-で「なんで、担任の先生に言わなかったの?」って訊ねたら。二男、間髪を入れず「嫌いだから」。「なんで、嫌いのなの」と、教頭先生。二男、鉛筆削りにはられた紙を見せて「なにもしらないくせに、こんなことするから」と。

 

 あとで教頭先生から聞いたけど、前日二男をかばってくれた児童さんたち、その日の帰りの会で、クラス全員に「大切なことを黙っててごめんなさい」って謝らされたそうだ。担任先生やっぱり思考回路が変。ー戻ります。校長も教頭もその紙をみてびっくり「いくら何でもやり過ぎ」、直ぐ担任先生を呼んで注意。

 

 担任先生「いろいろ事情を聞いたけど、〇〇君(二男)が言ってくれなかったからー」と言い訳。校長先生、鉛筆削りにはられた紙を指して「あなたがこんなことするからじゃないの」と。実はこの担任先生、職員室でも評判がわるい。何か問題があっても常に自分を正当化して、他人のせいにするので校長や教頭もこころよく思っていなかった。

 

 校長先生「あなた、自分が受け持っている児童からはっきり『嫌いだ』といわれて、何か反省することはないの?」。担任先生「校長先生。私、保護者の間では評判いいです」と、見当違いの返答。その横で二男が「ぼくは先生嫌いだよ。みんなも担任先生嫌いだって言ってるよ」と、言い続けた。担任先生、真っ赤になって二男をにらんでたそうだ。

 

 その日の帰りの会の最中、教頭先生が二男のクラスを見に来た。そしたら担任先生、帰りの会の途中で、二男の席までやって来て「ねえ、〇〇君(二男)ほんとうは先生のこと好きなんでしょ」と。二男「嫌いだよ」。先生「本当は先生のことすきだけど、恥ずかしいから云えないんでしょ」と。二男「嫌いだよ」。

 

 先生「でも、本当は好きなんでしょ」を二男に向かって繰り返す。帰りの会を担当してた日直さんは、先生がいなくなって困って立ちんぼ、クラスの児童さんはてんでバラバラに話し始めた。それでも、担任先生「本当は好きでしょ」をやめない。

 

 二男「先生、教頭先生がみてるから、ぼくに『好きだよ』と云わせたいのだろうけど、僕は嫌いだよ」と。それでも担任先生「本当は好きなんでしょ」と言い続ける。

見るに見かねて教頭先生が帰りの会をして、児童を帰らせた。

 

 児童が全員教室から出た後も、二男だけ担任先生に引き止められて「ホントは先生が好きなんでしょ。好きですと言いなさい」と、言われ続けていた。最後は教頭先生が「いい加減にしなさい」と担任先生を注意して、やっと二男は解放された。その後、家に教頭先生から電話があって、その日の出来事をいろいろと説明してくれた。

 

 担任先生は、他にも独断でいろいろな問題を起こしてた。結果、次の年、別の小学校へ転勤になった。定説では「新任先生は、最初の学校に最低三年間はいる」そうですが、その先生は二年でした。話を戻しますが、先生これに懲りて二男に干渉しなくなると思ったのですが、それ以降も事ある毎に口を出してきました。それについてはまた書きます。