専業主婦の徒然ぐさ

中学時代からン十年書き溜めた日記と画像を見ながら書いています

行方不明になった不思議ちゃん(2)

みなさん、こんにちは

今日は少しだけ過ごしやすいですね。このまま秋になってくれたらうれしいのですが。

 

 タイトル(1)の続きです。

 さて、その行動がいつも変で不思議ちゃんと呼ばれている”Iさん”。

私と友達、テストで手も足も出なかったので急遽不思議ちゃんを召喚。そこで不思議ちゃんの変な彼(W大、教〇学部)の話を聞いたり、テストにでるとこ教えてもらったりで意気投合、いつしか話がー夏休みに私と友達が、不思議ちゃんの故郷にお邪魔することになってました。

 

 そんでもって私ガッコ―二年の夏休みー、忘れん坊の私 すっかり不思議ちゃんの故郷に行く約束忘れてました。母から借金返せー(春休みにプーケットに行った時お金借りた、前述の記事を参照ください)との催促があったので近くのビアレストランでウエイトレスのアルバイトしてた。

 

 7月の下旬、例の友達(一緒に行く約束した)から「あのさあ、不思議ちゃんちに遊びに行く件だけどー」と電話が。私それで思い出した。でも全然お金返せてなかったから(毎日アルバイトに行くと云って、その三分の一くらいダンナと会ってた)、「やばい、このままでは夏休み終わるまで借金返せない。それどころかまた借金がふえる(不思議ちゃんち行く資金なかった)」、私 何も答えずにとりあえず思案の沈黙。

 

 そしたら友達が「不思議ちゃん行方不明みたい?」と、言い出した。「えっ、どゆこと?」。なんでも友達が昨日不思議ちゃんち(故郷)に予定確認で電話したら、お母さんが出てきて、まだ家に帰ってなくて、連絡もないと。「えっ、なにそれ?」。友達「テストが終わった日から連絡ないらしい。でも音信不通はよくあることなので、お母さん全然平気だったよ」と。その時点で、テスト終了から約二週間経過してた。

 

 なんでも不思議ちゃん、テスト終わった日お母さんに「明日帰る」と、連絡。ところが帰らなかったらしい。よくあることなのでお母さん気にせず。友達は昨日から何度か、不思議ちゃんのアパートに電話してるがつながらず。さっき(私に電話する前)アパートまで様子見に行ったらしい(もしかしたら、部屋でいるかも?)。

 

 アパート行く途中で、不思議ちゃんと共通の友達に会ったので、訊ねたら「実家に帰ってるばずだよ」と。その友達、テスト最終日の翌日ー午前中ー荷物もって駅に向かう不思議ちゃんに会ったと。で「今から、うち帰るの?」って訊ねたらー、そうだと。私「えっ、もしかしたら、家に帰る途中で何かトラブルに巻き込まれた?」。

 

 友達電話口で急に声を潜めて「多分、不思議ちゃん、某国の諜報機関に誘拐されたんだよ」って。その友達、時事問題研究会に入ってて、超大国のパワーバランスとか調べてるオタク。私「またぁ~、そんなわけないでしょ」と。友達「だって不思議ちゃん、テレパシー(精神観応)あるでしょ きっと訓練受けてエージェント(スパイ)にされてしまうんだよ」。私「そんなバカな、たぶん彼のとこ行ってんだよ~」。 

 

 テレパシーは相手が考えていることがわかる能力です。私もSF大好きなのでその友達と仲良くなったのですが。その友達すこしぶっ飛んでて、ロシア語のR教授が某国のスパイだと本気で信じてるんです。案の定「もしかしたら、R先生にさらわれたのかも」とエスカレートするする。私、相手にしてるのがばからしくなった。

 

 私が取り合わないでいると、友達「ねえ、今から二人で不思議ちゃんのアパートいってみようよ」と。私「もし、いなかったら?」。「R先生のマンションに行ってみない?」。私「あのねえ、例えR先生が手引きしたとしても、不思議ちゃんいなくなったの二週間前でしょ?」。そういつまでもマンションに軟禁されてるとは思えないし。

 

 友達「でも手掛かりあるかも。あのねえ、ちょうどH君がR先生のマンションにレポート持っていくんだってー」。おいおい最初からそのつもりか~い。「ーだから、H君と一緒についていってー。あの先生、いつ学生来てもウエルカムだし。アイスコーヒーとかごちそうしてくれるみたい」。私、とにかく不思議ちゃんは心配だったのでアパートまでは一緒に行くと言って、出かけることにした。

                          つづきます。