専業主婦の徒然ぐさ

中学時代からン十年書き溜めた日記と画像を見ながら書いています

急に進みだした私の時間!? 

  みなさん、こんにちは。

 私が住んでる地方は、今とても暑いです。・・・これから台風が心配。

 

 ブログの形式が変わると、なんだか気分的に更新できなくて、このところおさぼりしてしまいました。歳をとると慣れるのに時間がかかります。せめて、若いころのことを記事にして気分だけでも若返りたいと思います。

 

 ダンナとの初デートはダンナの下宿でした(ガッコ―一年生の冬)。

 母からは「彼(ダンナ)の下宿だけは絶対に行ったらダメ」と、きつく釘をさされていたけど、ダンナから誘われるままに下宿へ行ってしまいました。ダンナ、スゴイ読書家で(図書館利用せずに、ほとんど購入してた)、その本が見たかったのもあるしー、ギターも上手だったので演奏も聴きたかった。

 

 で下宿行って遊んでたら、楽しくて気が付いたらもう夜の8時過ぎ。「ヤバイ、帰らないと」。帰りがけにダンナから「抱きしめていい?」って訊かれたので、私「いいよ」と。そしたら、そのあとでいきなりキスされて。私「ええーっ、いくらなんでも早すぎるよ」と。

 

 初回のデートでキスされたら、「二回目、三回目のデートでー私、一体どうなっちゃうんだろう?」 って心配になった。だってダンナ以外には、まともに男の人と付き合った経験もなくて(車掌さんとはお付き合いしたけど、手をつないだだけ)、同じクラスの女の子からは「奥手だ、子供だ」って云われてたし、男女交際についての知識ゼロ。

 

 その時までの私、時がよどんだような世界にいて、私の周りを時間がゆるゆると流れて行ってた。それでも私、その流れに取り残されて、このままだらだらと時間だけが過ぎってって、心は成長しないまま、体だけ大人になっていくものだと思ってた。

 

 でも、ダンナにキスされた瞬間、私の時間が進みだした。しかも、全然想像もしていなかった早さで。だから、この速さで進んでいくと自分がどうなっちゃうんだろうと心配で心配でー、ダンナに「もう少し、ゆっくり進めて、この速さに慣れてないの私」ってお願いした。

 

 そしたら、ダンナ勘違いしてそれ以来ずーっと、なにか初めてのこと(?)をするときは「これ、してもいい?」って私に訊ねるようになった。 で、「今はダメ」って答えると、決まって「いつごろならいい?」て訊ねられてー、そんなのわからないし、「ダメ」って言った直ぐ後でも、気分でよくなったりするしー(なんのこと?)。

 

 でも私本当は、「してもいい(微妙な表現でスイマセン)」の時でも恥ずかしくて照れくさくて、「ダメだよ」とか言ってた。でも、心の中では(いいよ)なので、結局-言葉とは裏腹にー、云った傍からしてたんだけど(恥)💦

 

 そんな状態だから(私、自分の時間止められなかった)、時間はどんどん加速度的に早くなって、一年弱で婚約して、ガッコ―休学して、そのまま結婚してしまった。あまりの目まぐるしさに、どれもこれも深く考える余裕がなかった。後で母に無計画と罵られたけど。

 

 でも付き合い始めた頃から、私この人(ダンナ)と結婚しなかったら、多分一生独身でいるだろうと思ってたから(変な確信めいたもの)、「どうせ結婚するならいいや」的な気持ちも働いて、遅かれ早かれ経験するんだったら、早い方がいいじゃないと。それとやっぱり好奇心かな? こんなこと母には言えないけどね。

 

 一つ困ったこと(?)はー、あれ以来ダンナ変なクセが付いちゃって何かするときはなんでも(習い事、買い物なんかも)私に「これしてもいい」って了解とるようになっちゃった。あまりにも細かいことまで訊ねるので、時々小うるさくなって「そんなこと勝手にやったらいいじゃない」って答えてる。今更なのにね、変なダンナ。