専業主婦の徒然ぐさ

中学時代からン十年書き溜めた日記と画像を見ながら書いています

母の独善と、旅先であった優しいオジサン

 みなさん、こんばんわ。
 夜になっても暑くてむしむししますね。子供が(もう)クーラーつけっぱなしで眠るので夜中起きたら消してるんですが、朝起きたらまたついてる。ほんとに風邪ひいてもお母さん知らないから。
 
 大学もそうですが、母が受験させた私立高校も全落ちした私(既報)。塾の教室長さんから「気持ちを切り替えて頑張ろう」と、言われても、全然やる気がでなくて。もともと、やる気なかったし。やる気があったのは母だけで。塾さえ行かしとけば「何とかなる」と、云う考え、いい加減やめてよね。

 ことわざありましたよね。馬を水辺に連れていくことはできても、馬にみずを飲ませることはできない。「なんで、私の気持ちを考えてくれないんだろう」と、悩んだ。

 でも、母には育ててもらってるし、いろいろ習い事や塾にもお金出してもらってるし、だから自分より母の気持ちを優先しなければならないのかなって。何かちょっとでも気に障ること言うと、目つき変えて、すごい剣幕でおこりだすし。それが嫌で、いわれるままに惰性で塾に通ってた。

 一人でどこか遠く行きたかったけど、そんなこともできないし。夜、二階の私の部屋の窓から屋根に上がって三角座りして星空見てた。でもこれ夏やると屋根が焼けてて熱くて一分ももたないんだよね。落ち込むたびに、そんなことしてたら妹にバレて、母にいいつけられて(妹と母は仲良し)、母に「雨漏りする」と、怒られた。

 その時、妹が憎らしくなって頬っぺたたたいたら、また母におこられて。前にもかいたけど、この家には私の居場所はないんだと、漠然と思ってた。あるとすれば、夜の屋根の上。だから、しばらくしたら、またこの習慣復活させた。妹はもう告げ口しなかった。ーこれで結構星の名前覚えた。今でも子供らに星座の位置教えられる。

 一番きつかったのは、「あなたは、本当にお金のかかる子」、しかも「お金の出し甲斐がない」と、云われて。「誰も、出してくれなんて頼んだ覚えないですよ!」

 でも、母も私の態度とか行状を心配してくれてたみたいで、たまたま9月の連休に親戚の人が京都・奈良と旅行するから「気分転換につれてってもらったら?」と、頼んでくれた。私、とにかく母のいないとこへ行きたかったから、喜んでつれてってもらった。

 奈良でホテルとまった時、お土産買おうとおもってうろうろしてたらロビーに公衆電話あって。若い女の人が電話してるの見たら。何故か私も誰かに電話したくなった。最初、車掌さん(その時、付き合ってた人です)にしようかなと思ったんだけど、結局高校入って仲良くなった友達に電話した。

 そしたら、十円玉たりなくなって電話しながらポケットとかごそごそしてたら、知らないおじさん(ホテルの宿泊客)がやってきて電話機に一杯十円玉入れてくれた。
とてもうれしかった。おじさん「にこり」と、微笑むとさっさとどこかへ行っちゃった。電話の向こうで友達に「どうしたの」って訊ねられたので「今、とてもやさしい人にあった」と。

 私もそんなさりげない「優しさもちたいな」と、思った。

          奈良のとあるお寺の前、15歳の私
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親戚の人に憂いのある表情してみたらと云われて。
また、更新します。
皆さんも、夏風邪を引かないように気を付けてください。