専業主婦の徒然ぐさ

中学時代からン十年書き溜めた日記と画像を見ながら書いています

無人島へ行った話(1)

 みなさん、こんにちは。

 90年代後半(な、なつかし~)、円高がすすみ、アジアの通貨変動が激しかったころ日本のリゾート(北海道や沖縄)で遊ぶよりーパスポート持ってたら海外で遊ぶ方がお得だった。そのころグアム、サイパン、オーストラリアへ何度か行きました。もちろん少し時期をずらさないといけないけどね(繁忙期はダメ、同じくらいたかいよ!)。

 

 グアムではリゾートホテルが建ち並んでいるタモン湾沿いではなく、そこから少し離れたアガニャ湾沿いにあるオンワード・アガニャビーチホテルに泊まってた。ここにはウオーターパークがあって遊ぶには最適、宿泊客は無料で利用ができるしー(確か、ロッカーもタオルも無料!)。造波プールやスゴクなが~いスリリングなウオータースライダーなんか面白かったー(若いね)。

 

 近くの小学生が先生に引率されて遊びに来てた。大きいジャグジーがあって(温水プールなみ、でも浅いよ)温泉気分でつかってたら小学生たちがプールと間違って大騒ぎ。プールサイドには無料で参加できる手芸教室なんかもあってーヤシの葉をつかって籠とか帽子を編んでました。長男が参加して、私に帽子を作ってくれた。

 

 ただ、検疫の関係でヤシの葉で作ったものは、お土産として持って帰れない( ;∀;)ざんねぇ~ん。ホテルのまん前に(海を隔てて300mくらい?)島があって、ホテルの人に聞いたら、無人島で、潮が引いたとき歩いて行けるらしい、その時一番深いところで、水位が腰より上くらいにはなる。名前はアルパット島(日記のメモ)。

 

 ダンナが面白がって―「行ってみよう」と。でも長女が「こわ~い」(身長が低い)と云うので、深くなったら長女を浮き輪に乗せてダンナが引っ張って行くことに。

それを聞いてた長男が「じゃあ、僕も引っ張って、引っ張って❤」、「あ、あんた中学生で、しかも(小学生の時)スイミングクラブ行ってたでしょー」。

 

 結局、長男がのった浮き輪を私が引っ張る羽目に(トホホ~)。一応、ビーチの監視員さんに一声かけて(ここいらへん、ダンナ用心深い)「何かあったら、てを振って『HELP』叫んでください、直ぐにかけつけますよ」と、笑いながらこたえてくれた。準備万端、いざ出発ーっ、と勢い込んだが、何てぇこたぁなかった。

 

 なるほどー水位は腰の上(私の胸の下くらい)までにはなったけど、流れもなく、下もほとんど砂地(ときどき大きい石があったけど)で歩きにくくもなく。難なくアルパット島に到着した。ついてみると砂浜に足跡なんかがのこってて、私たちが初上陸じゃあなかった(当たり前)しかも、よく見るとー

 

 浜辺にタキギとか花火をしたあとがのこってて、それからお酒のガラス瓶の破片が散乱してて「なにこれー」、「こらー、きちんとかたづけていきなさいよね!」すぐにビーチサンダルをはいて、子供たちには「ガラスに気を付けてー」と。手つかずの自然に触れれると思って無人島まで来たんだけど、なんか興ざめしちゃった。

 

 まあ仕方ないか、無人島と言っても「お手軽」に誰でも来られる場所にあるからー、でもマナーは守ってほしいな。砂浜の部分は島の一部で(砂浜がぐるっと島を取り囲んでいるわけではない)もちろん反対側は見えないのでどうなってるか分からない。数メートルいくと直ぐに岩肌になって、あとは切り立った崖?

 

 崖には切れ目(岩と岩の間の裂け目)みたいなのがあって、そこが洞窟に見えないこともない(誰か住んでた?)。行ってみようと思ったけど、水着だったのですぐにケガしそうで思いとどまった。取り敢えず上陸した思い出に記念写真をパチリ。10分以上もいたら見るものもなくて、ガラスの破片があちこちにー

 

 なぜわざわざガラス瓶割っていくんだろうねー?、 持って帰るのが普通だけど、岩陰にでもまとめて置いとけばいいのにとブツブツいいながら戻ることに。もう、安全とわかったので帰りは長男も長女も歩いて行きました(ふう、助かった)。ホテルのビーチに戻ると監視員さんが「なにかいいものみつけたか」と聞くのでー

 

 「ガラスの破片が散らばってて危なかった」とダンナが応えると、「うん、困ったもんだ」と微妙な顔をされてました。ボランティアの人がときどきゴミ拾いにいっているそうです。文章ばかりで分かりにくかったと思うので、その(2)でそのときの画像をはりつけますね。(1)と合わせてみてくれたらー、

 

 それではその(2)をお楽しみに、乞うご期待(なーんてね)。