お膝元は、どう思ってるのかな？

　みなさん、こんばんは。以前、原発の再稼働に関する新聞記事を読んで不思議に思ったことなんだけどー。私個人は、「原発はないに越したことはない」と、考えている程度。それが賛成とか、反対とか明確な意見があるわけじゃあない。報道をみて、単純に（なんでだろう？）と、疑問に思っただけ。

　その当事者の方々からみたら、「こいつ、結構無責任なこといってる」とか「何も知らないくせにー」とか、思われるかもしれない。でも本当に詳しく知らないから仕方ない。そんなわけで、関係者の方々がこれを読まれたら気分を害されたり、不愉快になられるかもしらないから、スルーしてくださいネ。あくまでも私個人の意見ですよ。

　愛〇県から大分県に向かってやりのように突き出た半島にある伊〇原発の〇号機について、一旦原発の稼働を差し止めにした仮処分が取り消されて再稼働が可能になったとか。差し止め（仮処分）した理由が、阿蘇山が噴火した際の火山弾、火砕流による火山リスクと、半島近くにある活断層による地震の想定が不十分だったとか？

　言われている内容は分かるし、納得できるんだけどー。　阿蘇山のおひざ元である大分市とから別府市など大分県の方々はどう思っているだろうと。子供の教科書で読んだけど大分臨海工業地域には大規模な石油化学コンビナートがあり、毎年災害にそなえて（火山リスクを想定しているかどうか知らないけど）訓練が実施されているとかー

　当然、危険なものも備蓄されているだろうし、もし阿蘇山が噴火したり、地震があったらこちらも甚大な被害蒙るんじゃないかな？大規模な火災が想定されるし、危険物がもれたり、石油等が海に流出したら大変なことに！人的な被害もあるかもー教科書には水島コンビナートの石油流出事故も載ってたけど、環境に与えるダメージも大きい。

　噴火や地震の影響で満足な消火・救助活動とかできないかもしれない。じゃあ、なんで臨海工業地域周辺に住む方々はコンビナートの操業停止を裁判所に申し立てないのだろうか？不思議だぁ～。「いや、お母さん　阿蘇山から１００KM以上離れた愛〇県に火山弾、火砕流の影響がある時点で、多分九州は壊滅状態じゃない？」と、二男が。

　なるほどー、「えっ、じゃあ、九州の人たちは阿蘇山噴火覚悟で原発（佐賀、鹿児島）とかコンビナートつくってるわけ？」、二男笑いながら「たぶん、その逆じゃない。将来的に噴火の可能性がかなり低いと思ってるんじゃないかなぁ」。「そっか、鹿児島には噴煙あげてる桜島もあるしー」と私、なんとなく納得。

　きっと、佐賀とか鹿児島の原発も稼働差し止め仮処分、再稼働を繰り返してるんだろうと思うけどー。もともと日本列島は火山帯の上にあって、地震が頻発しているそんなところに原発をつくるのはいかがなもんかと思う。でも、かなり低い可能性をリスクに組み入れると、経済活動や日常の生活がなりたたなくなっちゃうなぁとも思うね。

　それを言い出すと、富士山の方が噴火するリスクが高いそうに感じられる。だって

江戸時代に噴火してるんでしょう？富士のすその田子ノ浦には東海臨海工業地域の一部があるし、浜岡原発だっけ？近くにあるよね。極論かもしれないけどーそんなこと考えてたら、みんな日本列島に住めなくなっちゃうよね。何にもつくれないよね。

　確かに、どこで線引きするか非常に難しい問題だとおもうしー、絶対確か（大丈夫）なものなんかないしー。ただ一つ確かなことは、これを読んだ長女からまた「お母さん、ほんとに最近とがってるね」って云われることかな。